試合速報
2003年 第2戦
2003/3/30 多摩川緑地公園
プレ・シーズンゲーム カープ戦(初対戦)
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Result
カープ 0 0 0 2 1 0 X 3
ジュピターズ 0 0 10 4 1 X X 15
★勝利 手塚 1勝  ★勝利打点 高橋   ★三塁打 菊池 佐藤 鈴木   ★二塁打 伊藤

相手の自滅で大量得点!
手塚3安打完投で2003年ジュピターズ初勝利!
まだまだ不安は残るがSリーグへ弾みがついた!

開幕戦、6年ぶりの黒星スタートとなった2003年ジュピターズの第2戦目。この試合も敵地での戦い、さらには15時プレイボールと慣れないグランド、慣れない時間の試合となった。開幕戦は苦手なスローボールピッチャーにわずか5安打に抑えられたが、この日の相手投手もスローボールピッチャー。ナインには開幕戦の悪夢が頭によぎったが、先頭バッターの菊池が不安を吹き飛ばす痛烈なレフトオーバーの三塁打でいきなりチャンスを迎える。つづく箕浦のセンターへのフライで菊池がタッチアップ。難なく先取点を奪うと思いきや、中堅手からの見事なバックホームで菊池は本塁憤死。2回にも敵失出塁から三塁まで進んだ鈴木がワイルドピッチの間に本塁を狙うが憤死。ちぐはぐな攻撃が目立ち本塁が遠く感じられた。しかし3回、それまで好投を続けていた相手投手がなぜか降板。代わった投手は制球が悪く四球連発で一死満塁の大チャンス。つづく高橋にも押し出しの四球で、それまで遠かったホームだったが簡単に1点をもらった。その後も押し出し四球は続き、とどめに佐藤が走者一掃の三塁打に北島のタイムリーと連打を放ち結局、この回、打者14人をおくり僅か2安打ながら8四死球で大量10得点を挙げ、試合が決まってしまった。4回にも伊藤や西浦のタイムリーで追加点、5回には先頭の鈴木がスリーベースを放ち、三塁へ猛烈なるヘッドスライディング。大量リードでしらけ気味だったベンチに渇を入れるアクティブなプレーを見せ盛り上げた。
投げては今年38歳のベテラン手塚が初回から打ち気に逸る相手を難なくかわす素晴らしいピッチングを披露。味方のエラーで3点を献上したが手塚の自責点はなく、3安打に抑え完投で2003年ジュピターズ初勝利に大きく貢献し、今年も健在ぶりをアピールした。
相手の自滅に助けられたとはいえ、2戦目で今季チーム初勝利。まだまだ打線や守備に不安は残るが翌週に迫ったSリーグ公式戦へ弾みがついた試合だった。




名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5
4 菊池 3 2 1 0 1 0 0 1 .250 左3 四球 三ゴ
D 箕浦 3 2 0 1 1 0 0 0 .250 中飛 死球 中飛
3 西浦 3 3 1 2 0 0 0 0 .200 右飛 二失 中安
1 手塚 3 2 0 1 1 0 0 1 .250 投ゴ 四球 三ゴ
5 鈴木 3 3 1 0 0 1 0 1 .200 捕失 三振 左3
8 佐藤 3 3 1 3 0 0 0 0 .250 三ゴ 右3 右飛
2D 北島 3 1 1 1 2 0 3 0 .667 四球 右安 四球
D2 3 2 0 0 1 1 1 0 .250 四球 中飛 三振
D 後藤 3 3 0 0 0 0 1 0 .000 投ゴ 三失 三ゴ
9 仁上 2 1 0 0 1 0 0 0 .333 四球 投失
7 高橋 2 0 0 1 2 0 0 0 .000 四球 四球
6 伊藤 2 1 1 3 1 0 0 1 .333 四球 左2
  合計 33 23 6 12 10 2 5 4 .239 試合時間1時間45分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
手 塚 6 26 3 6 2 0 0.00 85