試合速報
2003年 第6戦
2003/4/29 光が丘公園
プレ・シーズンゲーム
ダブルヘッダー第二試合
東京クールナイツ戦(過去の対戦…2戦2勝)
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Result
クールナイツ 0 0 0 0 0 1 0 1
ジュピターズ 0 0 2 0 0 1 X 3
★勝利 仁上 1勝1敗  ★勝利打点 なし

第二試合目は打線が沈黙!
昨年MVPの意地!仁上我慢の投球で散発2安打完投今季初勝利!
今季初の連勝!しかし5月攻勢に向け課題は山積み…

第一試合終了から約30分後、今季初のメッシュユニフォームに着替え、第二試合がプレイボール。風はさらに強くなり、時々砂嵐を巻き起こすほど強くなっていた。陽射しはあるものの肌寒さも感じ、厳しい試合環境の中、先発マウンドに登った昨年のMVP仁上は鬼神のピッチング。ここまで昨年のように結果が出ず焦りもあった。しかし球は上ずり制球に苦しむが相手打線の早打ちに助けられスコアボードに0を並べていく。
第一試合に13安打を放ったジュピターズ打線は初回、箕浦のヒットと2つの敵失により満塁といきなりチャンスを迎えるが後続が倒れ無得点。2回にも無死二、三塁と再び先制チャンスをつくるが、やはり「あと1本」が出ず仁上を援護することはできなかった。しかし3回、菊池が出塁、北島が送りスコアリングポジションに進み、さらに菊池が三盗。捕手からの送球が逸れた間にホームを踏み先制。さらにはヒットで出た佐藤が二盗、三盗と得意の足でかき回し、相手のエラーの間に2点目のホームを踏む。6回にも2つの敵失で1点を追加した。
5回まで僅か1安打に抑え完封も見えてきた仁上だったが6回、味方の連続エラーに自身の牽制悪送球もあり1点を献上してしまうが、その後も気迫のピッチングで相手打線を抑え込みジャスト100球を投げ、散発2安打9三振を奪い完投で今季初勝利を挙げた。
一方、第一試合に復調の兆しを見せたかと思われた打線だったが相手の好投手の前に得点打はなく、散発4安打に抑え込まれた。足攻と相手守備の乱れで何とか3点を奪い勝利することはできたが、チャンスの場面での弱さを露呈してしまった。また今季は失点に結びつくことの多い守備のミスもあり、5月攻勢をかけるには課題は山積みである。このダブルヘッダーでの教訓を糧にし、選手一人、一人が集中力を高め5月から毎週連戦となるSリーグで本来の力を発揮してもらいたい。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
2 北島 3 2 0 0 0 0 0 0 .167 投ゴ 投犠 一失
9 箕浦 3 3 1 0 0 1 0 1 .333 右安 三飛 三振
8 佐藤 3 3 1 0 0 0 4 0 .294 一失 中安 一失
5 手塚 3 3 0 0 0 0 0 2 .333 遊失 三失 三飛
D 3 3 0 0 0 2 0 0 .154 三振 遊ゴ 三振
D 鈴木 2 2 1 0 0 1 2 0 .250 三振 左安
7 高橋 2 2 0 0 0 0 0 0 .091 中失 遊飛
1 仁上 2 2 1 0 0 0 1 1 .385 二安 三飛
D 後藤 2 2 0 0 0 0 0 0 .143 投飛 三ゴ
3 西浦 2 2 0 0 0 0 0 0 .133 一ゴ 投ゴ
6 伊藤 2 2 0 0 0 1 0 0 .538 投飛 三振
4 菊池 2 2 0 0 0 0 1 0 .188 一失 遊ゴ
  合計 29 28 4 0 0 5 8 4 .251 試合時間1時間30分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 7 28 2 9 4 0 0.93 100