試合速報
2003年 第20戦
2003/10/26 東京健保大宮運動場
プレ・シーズンゲーム ナチュラルす戦(初対戦)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ナチュラルす 0 2 0 1 1 0 0 4
ジュピターズ 8 0 0 6 3 0 X 17
★勝利 高橋 5勝3敗1S ★セーブ 仁上 7勝1敗3S   
★勝利打点 手塚      ★三塁打 佐藤    ★二塁打 手塚

わずかヒット5本で17得点!
規定未満ながら田辺、打率で伊藤を抜く!
高橋、悪いながらも今季5勝目!
情熱の14年目もラストスパートだ!

激闘のSリーグ第11回大会終了から3週間後、ジュピターズは2ヶ月ぶりに大宮に集まった。今季もそろそろ終盤、各タイトル争いも例年同様、熾烈である。2003年シーズンのラストスパートが始まる。
前回、雨で中止となったナチュラルすと仕切り直しとなった対戦であるが、ジュピターズは初回、相手投手の立ち上がりの悪さから先頭の伊藤が四球で出塁、すると次の箕浦、鈴木、手塚と3者連続で死球をぶつけられ押し出しで先制。さらに塁の埋まった状態から佐藤が走者一掃のタイムリースリーベースを放つ。送球の逸れた間に佐藤もホームを踏み塁が空くが、さらにそこから5連続四球…。そして菊池のタイムリーツーベースで初回、一挙に8点を奪い、大勢を決した。その後は代わった投手からランナーは出すものの得点を奪えなかったが4回に再び連続四球や敵失、手塚の適時打などで6点を奪う。
投げては先発の高橋が初回から相変わらず球数も多く、四球も与え不安定なピッチング。しかし大量リードに守られながら4回を投げ4安打3失点に抑えマウンドを仁上に譲る。代わりばなに仁上は1点を失うが、その後は安定した内容で相手打線を抑え込む。
5回にノーヒットで3点を与えてもらい結局、わずか5安打ながら四死球数が22ヶのため17点を挙げて今季20戦目も大勝。しかし本来は9イニング制で行う試合だったが、両先発の立ち上がりの悪さから2回を終えたところで、すでに試合開始より1時間が経過しているほど長い試合であった。だが悪いながらも高橋は今季5勝目。好調だった打線は5安打と寂しい結果ではある。
尚、怪我の影響で今季序盤は不出場だったために規定打席に、まだ足りないが田辺がこの試合で2安打を放ち、独走状態だった伊藤の打率と出塁率を超えた。このまま順調に行けば最終戦で規定打席に到達するか、しないかギリギリであるが、ついに打率と出塁率でも熾烈な争いが行われるようになった。残りわずかの今シーズン、情熱の14年目はチームも選手もラストスパートしてほしい。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
6 伊藤 4 1 0 0 3 0 1 1 .389 四球 四球 三失 四球
9 箕浦 4 1 0 1 3 1 0 0 .302 死球 三振 四球 四球
5 鈴木 4 3 0 0 1 0 0 3 .314 死球 投飛 投飛 二ゴ
D 手塚 4 1 1 3 3 0 1 0 .269 死球 四球 左2 四球
7 佐藤 4 4 1 3 0 2 0 0 .268 左3 三振 三振 投失
8 田辺 4 3 2 1 1 0 3 0 .393 四球 三安 三安 投ゴ
D1 仁上 4 3 0 0 1 1 2 0 .255 四球 三振 三ゴ 投ゴ
D2 3 1 0 0 2 0 3 0 .222 四球 中飛 四球
1D 高橋 3 1 0 0 2 0 1 1 .243 四球 中飛 四球
3 西浦 3 0 0 1 3 0 0 0 .267 四球 四球 四球
2D 北島 3 2 0 1 1 1 0 0 .227 三振 四球 三ゴ
4 菊池 3 1 1 2 2 0 0 0 .143 中安 四球 四球
D 後藤 3 3 0 0 0 2 0 0 .304 三振 三失 三振
合計 46 24 5 12 22 7 11 5 .273 試合時間2時間45分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
高 橋 4 23 4 5 6 2 2.15 85
仁 上 3 13 2 3 1 1 1.09 51