試合速報
2004年 第9戦
2004/6/6 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 明治乳業埼玉工場戦(初対戦)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
明治乳業埼玉工場 6 3 0 0 3 0 X 12
ジュピターズ 0 2 0 0 0 2 X 4
★敗戦 高橋 1勝1敗   

関東地方梅雨入り!雨中の決戦!
またしても初回に痛恨の大量失点!
一方的展開に何もできず…!
Sリーグ2連敗で後がなくなった!
集中力の欠如が大問題!戦う姿勢が見えない!

天気予報では朝から雨。関東南部では早朝から激しい降りのため順延も懸念されたが意外にも三郷は試合開始までは無事だった。しかし試合開始直前から降雨し、一時は激しく降ってグランドにも水溜りができる状態。結局、プレイボールからゲームセットまで雨が止むことはなく、激しい雨の中での最悪環境試合となってしまった。長年、試合をやっているが、ここまでヒドイ環境での試合は最近では記憶にない。この雨がジュピターズにとって恨みの雨になってしまった。
初回、雨の中のマウンドとなった高橋はボールが滑ってか、なかなか制球が定まらず3四球1死球と苦しい立ち上がり。またストライクを取りにいったところを痛打され2本の二塁打を含む3安打を浴びる。さらに捕手・北島の不用意な返球の間に本盗を許したり内野の拙守も出て足を引っ張られ一挙6失点。2回にも2安打2四球で3点を失い、早くも序盤で9点差を付けられる。
前試合に続き序盤で大量得点差を付けられ、立ち上がりの悪さを露呈したジュピターズだったが、この試合は雨中試合。相手も同じ条件である。2回にノーヒットながら敵失と押し出しを含む4四球をもらい2点を返した。このまま雨中の泥試合の様相になると思いきや、ここで試合における集中力の違いを見せ付けられることになった。
ようやく自分のペースを取り戻した高橋は3回、4回と三者凡退に取り味方の援護を待つ。だが打撃陣は2回に相手から献上してもらった2点のみで、その後は淡白な打撃、チグハグな攻撃を繰り返すばかりで追加点が奪えない。逆に5回、簡単に打ち取った打者をエラーで出してしまったり、捕手からの返球が逸れた間にホームを許したりと完璧に集中力がキレてしまった雑な守備に付け込まれ無駄に3点も与えてしまった。一向に止まない雨、淡白な攻撃の繰り返し、長い守備時間などで集中力を持続させられずの失点である。相手打線は、どんな悪条件の中でも常に次の塁を狙う姿勢を保っていた。守備でも常に声を出し、厳しい条件で投げる投手に対し声をかけていた。その辺の戦う姿勢の違いが得点差に表れたといわれても仕方ない内容であった。
時間的最終回となった6回、最後に集中力を発揮させ四球と得意の足攻で2点を奪いはしたが前試合に続き大きな課題の残る敗戦となった。幸い、Sリーグは一時中断期間に入るので夏の練習試合と合宿で鍛えなおす必要があるだろう。どんな状況でも常に集中力を持って戦う姿勢と強い精神力を持って臨まなければ、ここ数試合の敗戦のように初回に大量失点し、そのままズルズルといってしまうことの繰り返しだろう。まだまだ修正できるはず、目的を持って今後の試合に臨んでもらいたい。
これでSリーグ2連敗。もう後がなくなった。それにしても新加入2チームは旧4チームに対し、負けなしで折り返しである。秋には古参チームの意地を見せなければ…。
チームのもやもやした気持ち同様、関東地方は梅雨入りした。




名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
7 佐藤 3 2 0 0 1 2 0 0 .167 四球 三振 三振
9D 箕浦 3 3 0 0 0 1 0 0 .286 三振 二飛 二飛
3 西浦 3 2 1 0 1 0 1 1 .412 左安 三飛 四球
D1 手塚 3 3 1 0 0 0 0 0 .481 三ゴ 中飛 三安
5 鈴木 3 3 0 0 0 3 0 0 .074 三振 三振 三振
18 高橋 2 2 0 0 0 0 0 1 .231 遊飛 投ゴ
2D 北島 2 1 1 0 1 0 1 0 .458 四球 右安
4 菊池 2 2 0 0 0 0 1 0 .231 三失 捕飛
6 伊藤 2 0 0 0 2 0 2 1 .111 四球 四球
89 仁上 2 1 0 0 1 1 0 0 .095 四球 三振
D 後藤 2 1 0 1 1 1 0 0 .077 四球 三振
D2 2 1 0 0 1 1 2 1 .118 三振 四球
合計 29 21 3 1 8 9 7 4 .258 試合時間1時間55分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
高 橋 5 32 6 4 9 7 3.67 136
手 塚 1 3 0 0 0 0 0.00 9