試合速報
2004年 第11戦
2004/6/20 東京健保大宮運動場
プレ・シーズンゲーム ナチュラルす戦(過去の対戦成績2勝)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 9 3 0 0 2 X X 14
ナチュラルす 0 0 1 0 0 X X 1
★勝利 長谷川 2勝1敗2S   ★勝利打点 菊池
★本塁打 佐藤1号(1回満塁) 手塚1号(2回ソロ)
   ★二塁打 仁上

ダブルヘッダー第二試合は打線爆発!
佐藤グランドスラム炸裂!手塚も猛打賞に今季初アーチ!
菊池が好リード!長谷川、入団初完投勝利!
強風の中でのダブルヘッダーに連勝!

僅か1時間45分で9イニング制試合が終わったため、急遽ダブルヘッダーとなり、第一試合終了から10分後にプレイボールとなった。風は相変わらず打者に向かい激しく吹いていた。
久しぶりの先攻となったジュピターズは初回、相手投手の制球難に付けこみ得意の足攻も絡め集中打を披露。連続四球でランナーを2人置いてから菊池、手塚の適時打、さらに則の内野安打や田辺の2点タイムリー。圧巻は二死満塁から佐藤が逆風も関係ないレフトオーバーの満塁ホームランを放ち一挙9点を奪うビッグイニングとした。2回にも先頭の手塚がレフトへアーチを放ち追加点を挙げると、それだけでは終わらずヒット出塁した北島が二塁から則の三塁ゴロの間に駿足を駆って一気にホームへ生還。田辺がヒット出塁し仁上の二塁打で一気にホームインと押せ押せムードは最高潮に上がった。時間的に考えて最終回となった5回にはノーヒットで2点を奪い最後までジュピターズペースだった。
先発は第一試合に最終回だけ投げた長谷川がそのままマウンドへ登る。入団2度目となる先発マウンドである。しかし、この試合、守備陣がいつもと違う面子になっていた。ファースト則、セカンド箕浦、サード田辺と各選手の希望を聞いた奇抜なポジションで臨むことになった。あまりにも奇抜で突飛な内野陣では不安なので要としてショートの伊藤だけは定位置のまま守ってもらったが…。ちなみにセンターには鈴木が入り、長谷川の球を受ける捕手は菊池が志願し、守備位置に就いた。
初回、先頭打者はボテボテのサードゴロ、サード田辺が処理し一塁へ送球。しかしファースト則の足が離れセーフ。いきなり急造内野陣にミスが出て不安な立ち上がり。しかしマウンドの長谷川も捕手の菊池も全く動じずに後続を打ち取り快調なスタート。2回以降、内野には6本の打球が飛んだが5本が安心して見ていられる要のショートへの打球であったのが幸いだった。急造内野陣は普段のポジションでないためにカバーを忘れたり守備位置がおかしかったりもしたが、打球そのものが飛んでこないため、初回の1エラーのみで済むことができた。
長谷川は第一試合の仁上同様にテンポ良いピッチングで相手打線を翻弄。受ける菊池のリードも冴えていた。急造内野陣に拾い物はなかったが菊池の捕手は今後も任せられることが分かっただけでも大きな収穫であった。長谷川は3回に1点を失うが、大勢に影響なく最後まで球威、変化球とも衰えずキレていて見事に入団初完投勝利を挙げた。
Sリーグで新加入チームに対し2連敗で臨んだ夏のプレ・シーズンゲーム初戦だったが、強風と暑さの中、また急遽ダブルヘッダーになったにもかかわらず最後まで集中力が持続し連勝できたことは大きい。今後もさらに暑さ厳しい条件になっていくが、Sリーグ後半戦に向かい鍛えていってもらいたい。




名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5
1 長谷川 4 1 0 1 3 1 1 0 .294 四球 四球 三振 死球
D 後藤 4 2 0 0 2 0 1 0 .118 四球 死球 投飛 遊飛
2 菊池 3 3 1 1 0 0 1 0 .250 中安 三ゴ 二飛
D 手塚 3 3 3 2 0 0 1 0 .515 左安 左本 中安
84 鈴木 3 2 0 0 1 0 0 0 .063 死球 遊ゴ 三失
D 北島 3 3 1 0 0 0 0 0 .433 遊飛 遊安 三ゴ
39 3 3 1 1 0 0 3 1 .130 投安 三ゴ 右失
57 田辺 3 3 2 2 0 1 1 0 .320 左安 三安 三振
75 仁上 3 1 1 1 2 0 0 0 .160 四球 左2 四球
48 箕浦 3 3 0 0 0 1 0 0 .222 二飛 投飛 三振
93 佐藤 3 2 1 4 1 0 0 0 .250 左本 遊飛 四球
6 伊藤 3 2 0 0 1 0 1 0 .143 四球 遊飛 一失
合計 38 28 10 12 10 3 9 1 .265 試合時間1時間40分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
長谷川 5 22 3 6 3 1 2.47 73