試合速報
2004年 第14戦
2004/7/25 東京健保大宮運動場
プレ・シーズンゲーム ブルーソックス戦(初対戦)
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Result
ジュピターズ 1 4 0 0 0 0 0 5 0 10
ブルーソックス 0 0 1 1 0 1 1 0 1 5
★勝利 高橋 2勝1敗1S   ★セーブ 長谷川 3勝1敗4S    ★勝利打点 手塚
★本塁打 佐藤2号(2回スリーラン)

炎天下のもと実働14選手が今季初の勢揃い!
佐藤、今季2号ホームラン炸裂!
西浦猛打賞で打率争いトップに肉薄!
高橋、仁上、長谷川の三本柱の継投で逃げ切り勝利!
猛暑も恐れず今季初の5連勝!

先週の関東地方は広く太平洋高気圧に覆われたうえにフェーン現象まで起きたので気温が異常なほどに上昇。ついに都心では1994年8月3日に観測した過去最高の39.1度を超える39.5度を7月20日に記録。その後も37度超の猛暑が続いた。幸い、先週は連休のために試合がなかったためグランドで梅雨明け直後の猛暑を体感しないで助かったが今年の夏は本当に暑い。2週間ぶりとなった大宮も、まさに地獄のような炎天下だった。その炎天下に今季実働メンバーである全14選手が勢揃いしての総力戦が始まった。
試合開始直後の序盤は風もなく、立っているだけでも発汗してくる異常な暑さの中、初回にヒット、四球、ヒットと無死満塁のチャンスに4番の手塚がキッチリと犠牲フライを打ち上げ先制。さらに2回には則のタイムリーと2人のランナーを塁に置き、佐藤が今季2号となるスリーランホームランを放ち一挙4点を追加し、早くも5−0とリードを広げる。序盤に良い流れで5点も奪えたことで、このまま一気に勝負を決められると思いきや、その後はランナーを出すものの1本が出ずに残塁の山を築く。7回には西浦が今日3本目、猛打賞となるヒットを放ち、続く手塚も11試合連続となるヒットでチャンスを作ったが結局、3回から7回までは0行進。逆に先発の高橋、6回から代わった仁上が小刻みに点を許し7回を終え5−4と1点差まで詰め寄られる一転して苦しい展開となった。
なんとか追加点の欲しい8回、先頭の北島が10試合連続となるヒットで出塁すると、すかさず二盗。さらに三盗を試みた時に捕手の送球が逸れ、楽々ホームを踏み待望の追加点を挙げる。さらに制球を乱した投手から仁上が押し出し四球を選びなおも満塁で佐藤がタイムリー、後藤の2点タイムリーも出て駄目押し、この回一挙5点を奪った。
その裏から登板した長谷川は9回に一発を浴びるが後続を絶ち、今季初めて3人の投手の継投により夏のプレ・シーズンゲーム5連勝を飾った。信じられないような暑さの中で行われた梅雨明け後、初の試合であるが実働14選手が揃ったことにより全員野球で暑さを乗り越えての勝利である。今年の夏はまだまだ続く。暑さに負けない強い体と精神力を持って乗り越えていこう。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7 8 9
4 菊池 4 4 1 0 0 0 0 0 .275 右安 左飛 三失 三飛
9D 箕浦 4 2 0 0 2 0 0 2 .235 四球 四球 一ゴ 一飛
3 西浦 4 3 3 0 1 0 1 0 .462 右安 中安 中安 四球
5D 手塚 4 3 1 1 0 0 0 0 .488 左犠 左飛 左安 投飛
8 田辺 4 4 0 0 0 0 0 0 .242 右飛 三ゴ 二ゴ 三ゴ
2D 北島 3 3 1 0 0 0 2 0 .405 右飛 遊ゴ 左安
17 高橋 3 1 0 0 2 0 1 3 .333 四球 捕ゴ 四球
D5 鈴木 3 3 0 0 0 1 1 0 .048 投ゴ 三振 遊飛
D2 3 3 2 1 0 1 2 0 .200 中安 三振 遊安
D1 長谷川 3 1 0 0 2 0 0 0 .286 四球 三飛 四球
D19 仁上 3 2 0 1 1 1 0 0 .156 三振 三飛 四球
7 佐藤 3 3 2 4 0 0 0 0 .269 中本 右飛 左安
6 伊藤 3 3 0 0 0 0 0 1 .087 遊ゴ 三失 遊飛
D 後藤 3 3 1 2 0 2 0 0 .136 三振 三振 中安
合計 47 38 11 9 8 5 7 6 .264 試合時間2時間30分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
高 橋 5 24 3 2 4 1 3.03 97
仁 上 2 10 3 2 1 2 1.67 40
S 長谷川 2 9 1 1 3 1 2.69 36