試合速報
2004年 第17戦
2004/9/5 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フラワーズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
フラワーズ 1 0 5 0 0 1 X 7
ジュピターズ 1 0 0 0 1 2 X 4
★敗戦 仁上 6勝3敗1S   ★二塁打 佐藤

奇跡!前日豪雨の影響なくSリーグ再開!
下がったモチベーションを上げるのに苦労!
毎回チャンスを作るも決定的な1本が出ない!
無念!Sリーグ痛恨の3敗目で事実上の終戦?!

前日の夜から各地に大雨洪水警報が発令されるほどの豪雨が降り、誰もが翌日の試合は中止だと確信していた。それどころか河川敷のために三郷グランドの壊滅さえも危惧していた。しかし予想とは逆に夏の間に新しい土を入れ替えたグランドは、ぬかるんで滑りやすかったが水たまりもなく、ほとんど豪雨の影響を感じさせないほどの状態で3ヶ月ぶりに訪れたSリーグの面々を驚かせた。
先週は順延したが、6月6日に前半戦を終えてから3ヶ月、ついにSリーグ第12回大会が再開となった。しかし前日に中止だと確信していたナインは再びモチベーションを上げるのに苦労したようだ。それでも試合開始となるとテンションも上げ、奇跡の逆転優勝に向けグランドへ散っていく。だが初回、いきなり先制され出鼻を挫かれかけたが、すぐ裏に四球、ヒット、四球といきなり無死満塁の大チャンス。打順は主砲の手塚、フラワーズ戦に滅法強い則へとつながり大量点の予感。しかし手塚三振、則は内野フライと凡退していく。続く北島が死球をもらい押し出しで同点に追いつくが高橋も三振に倒れ結局、無死満塁の大チャンスに押し出しの1点しか奪えず、いやな予感が立ち込めた。その後も2回には一死二塁、3回は一死二、三塁、4回にも一死二、三塁と毎回スコアリングポジションにランナーを置くチャンスを作るものの、あと1本が出ずにズルズルと試合が進んでしまう。特に3回は一死二、三塁で好調の西浦、手塚に打順が周るが連続三振に取られ万事休す。打線のつながりなく1点を取るのに苦労していた。
先発の仁上は序盤から球が浮き、苦しいピッチングを続けていた。3回ついに相手打線に捕まり、3本の長短打や死球も与え、さらに味方の守備のミスもあり一挙5点を奪われマウンドを降りた。代わった高橋は4回、5回は抑えたものの6回に自ら痛恨のエラーで1点を奪われる。
あと1本が出ずに苦しんだ打線だが5回、仁上がヒットで出塁。すかさず盗塁と内野ゴロの間に三塁へ達して佐藤がタイムリーを放ち、ようやく1点を奪う。時間的最終回となった6回には最後の粘りを見せ、一死満塁のチャンスを作り、高橋が押し出し四球を選び1点、つづく鈴木が前進守備の内野の横を抜けるタイムリーで1点、計2点を返しなおも一死満塁と一発出ればサヨナラの場面を迎えるが後続があっさり倒れ結局、最後まで「あと1本」が出ないで終わってしまった。もし、どのイニングか「あと1本」が出ていれば試合展開は変わってきただろう。これでSリーグ3敗目、上を走る2チームが勝利したことにより優勝の可能性はほとんど消えてしまい事実上の終戦となってしまった。さらにフラワーズにも抜かれ4位転落…。夏の連勝で浮かれていた気を引き締めなおし残り少ない試合に集中してもらいたい。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
7 佐藤 3 2 1 1 1 0 0 0 .294 四球 遊ゴ 中2
4 菊池 3 3 1 0 0 1 1 0 .264 左安 一失 三振
3 西浦 3 2 0 0 1 1 0 0 .459 四球 三振 一失
6 手塚 3 3 0 0 0 3 0 0 .431 三振 三振 三振
D 3 1 0 0 2 0 0 0 .297 二飛 四球 四球
2 北島 3 2 1 1 1 0 1 0 .422 死球 投ゴ 投安
91 高橋 3 2 0 1 1 1 1 1 .346 三振 二失 四球
5 鈴木 3 3 1 1 0 1 0 1 .094 一飛 三振 左安
8 田辺 3 2 0 0 1 0 1 0 .211 四球 三ゴ 右飛
D 仁上 3 3 1 0 0 0 1 0 .167 投ゴ 左安 二ゴ
19 箕浦 2 2 0 0 0 0 0 0 .200 遊ゴ 捕飛
D 後藤 2 1 0 0 1 0 0 0 .115 死球 二ゴ
合計 34 26 5 4 8 7 5 2 .268 試合時間1時間50分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 3 17 4 2 4 4 1.95 70
高 橋 3 13 1 4 2 0 2.51 53