試合速報
2005年 第6戦
2005/4/24 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 ミラーズ戦(過去の成績8勝0敗)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ミラーズ 0 2 0 1 0 0 0 3
ジュピターズ 1 0 1 1 0 5 X 8
★勝利 仁上 2勝   ★二塁打 高橋 鈴木 西浦    ★勝利打点 手塚

第三節まで奇跡の雨天順延なし!
仁上 気合いと気迫で今季初完投勝利!
6回裏に集中打と敵失を誘い大量点をゲット!
2勝1敗でSリーグ単独2位へ!

今大会、最も好天に恵まれた第三節。ここまで雨天順延がなく4月に第三節までが消化されることは本当に久しぶりである。三週連戦となったSリーグ第13回大会、今週も穏やかな陽気とは逆に、各グランドで熱く激しいバトルが行われた。
ジュピターズ、第三節はミラーズが相手。初回に四球の北島を塁に置き、高橋がタイムリーツーベースを放ち先制。さらに長谷川も四球で出塁し盗塁を敢行、無死二、三塁と追加点のチャンスを作るが、後続が倒れ1点しか奪えず嫌な雰囲気があった。案の定、2回表に内野安打と四球で出したランナーをそれぞれ暴投で進塁させ、次打者の振り逃げの際に捕手北島の判断ミスとカバーリングの遅れにより、二者ともホームを許してしまい逆転される。本当につまらないミスにより、気前良く2点も献上してしまった。しかし、これに落ち込むことなく3回裏に敵失絡みで同点に追いつく。
今季2度目の先発を務めた仁上だったが4回に2本の長打で1点を失い再び1点差とリードされる。ここまで四球は僅か1ヶながら久しぶりの登板のために、いろいろ手探り状態の投球が続いた。しかし5回、6回と気合いと気迫で三者凡退に打ち取り味方の援護を待った。
4回裏にも敵失絡みで同点に追いつき3対3のまま試合は終盤へ。そして6回裏、先頭の仁上が四球で出塁。盗塁と暴投で三塁まで進み勝ち越しのチャンスを迎える。一死後、訳あって打順最後位14番だった手塚の打球は二塁手の横へ。これを相手が弾き仁上が生還。14番手塚の内野安打でついに勝ち越しに成功。さらに先頭の北島が意表をつくバントを敢行。だがこれが投手前に転がり絶好のダブルプレーの餌食になると思いきや、二塁への送球が乱れオールセーフ。運も味方してきた。続く高橋は死球で出塁し一死満塁と最後のチャンスを迎える。この試合、3番に座った長谷川の内野ゴロの間に手塚がホームを踏み、この回2点目。さらに若き主砲の鈴木は走者一掃のタイムリーツーベース。次の西浦も連続タイムリーツーベースで一挙5点を挙げ、緊迫したシーソーゲームに終止符を打った。
最終回に高橋をマウンドに送る予定であったが5点のセーフティーリードを得たために仁上がそのままマウンドへ。二死から二塁打を許すが後続を抑え今季初の完投勝利を挙げた。仁上は6安打を浴びたもののタイムリーは僅かに1本のみ。四球も1ヶと久々の投球ながら気迫溢れるピッチングを披露した。
第三節を終え、ジュピターズは2勝1敗で単独2位へ浮上。まだ本来の調子を取り戻していない打線の低迷は気がかりであるが、群雄割拠、実力伯仲のSリーグ第13回大会を勝ち抜き悲願の優勝を手中に収めるまで、さらに集中力を高め、楽しみながら今後も戦っていきたい。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
2 北島 3 2 0 0 1 1 0 1 .222 四球 三振 投失
D 高橋 3 2 1 1 1 1 1 0 .083 中2 三振 死球
D 長谷川 3 1 0 1 2 0 2 0 .308 四球 四球 二ゴ
5 鈴木 3 3 1 2 0 0 0 1 .500 投ゴ 遊失 中2
3 西浦 3 3 2 1 0 0 0 0 .400 遊ゴ 左安 中2
D 3 3 0 0 0 1 0 0 .167 投ゴ 三振 二飛
4 菊池 2 2 0 0 0 1 0 0 .000 投ゴ 振逃
7 佐藤 2 2 1 0 0 1 0 0 .308 中安 三振
9 箕浦 2 2 0 0 0 1 0 0 .000 投ゴ 三振
6 伊藤 2 1 0 0 1 0 0 0 .143 三飛 四球
8 田辺 2 1 0 0 1 0 2 0 .000 四球 遊ゴ
1 仁上 2 1 0 0 1 1 1 0 .500 三振 四球
D 後藤 2 2 0 0 0 1 0 0 .000 三振 投ゴ
D 手塚 2 2 1 1 0 0 0 0 .286 三失 二安
合計 34 27 6 6 7 8 6 2 .214 試合時間1時間55分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 7 29 6 5 1 2 1.50 101