試合速報
2005年 第8戦
2005/5/15 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フィッシャーズ戦(初対戦)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 0 0 0 0 0 0 0 0
フィッシャーズ 0 0 1 0 0 2 X 3
★敗戦 仁上 2勝1敗

16年目の屈辱!打者24人ヒットなし!
貧打のジュピターズ打線ノーヒットノーランの餌食!
仁上 初の無四球完投ながら打線の援護なし
気持ちを切り替えて次に臨むしかない!
常に声を出し全員で盛り上げていこう!

ゴールデンウィーク期間休んだSリーグが3週間ぶりに再開。しかし朝から小雨が降り気温も上がらず、はっきりしない肌寒い天候。これからジュピターズに起こる最悪の事態を予感させていたのかもしれない。
今大会よりSリーグに参入したフィッシャーズ相手に初回、2回、3回と3イニング連続して全て四球絡みと盗塁などでスコアリングポジションにランナーを置くチャンスを続けながら、いずれの回も後続が抑えられホームの遠い状態。投げては月一回のエース・仁上が先発。初回、2回と三者凡退に打ち取り好調スタート。しかし3回に初ヒットを打たれ、続く打者にもセンター前に弾き返される。この打球を田辺が後逸し二、三塁のピンチ。次打者の内野ゴロの間に三塁ランナーがホームを踏み1点を先制されてしまう。しかし仁上はその後、ランナーを出すが要所を抑え打線の援護を待った。
ゴールデンウィーク中に行われたPSGで今季初のふた桁得点を挙げ、打線上向きの兆しの見えてきた打撃陣と思われたが相手投手の好投の前に凡打を繰り返し4回以降はチャンスすら作れずにいた。逆に6回、僅か1安打ながらエラーの連鎖が出てしまい、なんとチームタイ記録となる1イニング5失策で2点を失ってしまう。さらに一死満塁の大ピンチだったが、なんとかダブルプレーで切り抜け最終回の攻撃に望みを託した。
最終回の攻撃前、気づけば試合開始より1時間20分しか経っていない。それだけ両チームの投手の出来は良かった。そしてここまでジュピターズはノーヒット。初回〜3回に毎回四球で1人ずつランナーを出しただけで4回以降は三者凡退に抑えられていた。そして最終回も交代した投手の前に呆気なく3人で終わり、1990年5月6日に初陣を飾って以来、16年目、279試合目にして初の屈辱、ノーヒットノーランに抑え込まれ完敗を喫してしまった…。
先発の仁上は相手打線を僅か5安打に抑え、味方のエラー絡みで3失点したが自責点はなく、自身初の無四球完投を飾る好投ながら見殺しにしてしまった。
今年のジュピターズの貧打は本当に重症である。これでSリーグでのチーム打率は.139とどん底まで落ち込んでしまった。チーム創設から今まで完封負けすら過去6度しかなかった。前回に完封負けを喫したのは2001年9月だったが、この貧打の影響でついに初の屈辱であるノーヒットノーランの餌食になってしまった。今のチームにはムードメーカー的な存在が見当たらない。たとえチームが負けていても打てなくても、決して下を向かずに常に声を出して盛り上げる存在がいないのが寂しい。これでSリーグ2勝2敗、次の試合からは、どんな場面でも「声を出す」という初心に戻り、気持ちを切り替えて臨んでいくしかないのかもしれない。この試合の悔しさは決して忘れずに…。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7
7 佐藤 2 2 0 0 0 1 0 0 .278 左飛 三振
D 高橋 2 1 0 0 1 0 1 0 .077 四球 三ゴ
D 手塚 2 2 0 0 0 0 0 0 .200 遊飛 投飛
5 鈴木 2 2 0 0 0 0 0 2 .444 遊飛 右飛
3 西浦 2 1 0 0 1 0 0 1 .389 四球 一ゴ
6 伊藤 2 2 0 0 0 0 0 0 .150 中飛 投ゴ
1 仁上 2 2 0 0 0 1 0 1 .375 二ゴ 三振
2 北島 2 2 0 0 0 0 0 1 .133 三ゴ 投ゴ
4 菊池 2 2 0 0 0 0 0 0 .077 遊ゴ 左飛
8 田辺 2 1 0 0 1 1 2 1 .077 四球 三振
9 箕浦 2 2 0 0 0 1 0 0 .000 三振 一飛
D 後藤 2 2 0 0 0 2 0 0 .059 三振 三振
合計 24 21 0 0 3 6 3 6 .215 試合時間1時間25分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 7 26 5 2 0 0 1.00 85