試合速報
2005年 第9戦
2005/5/22 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フラワーズ戦(過去の成績13勝12敗1分)
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 1 3 0 0 0 0 1 5
フラワーズ 1 0 0 1 0 0 0 2
★勝利 長谷川 3勝   ★勝利打点 北島

高橋欠場のため長谷川緊急先発!
まさにエースの貫禄!わずか77球で完投勝利!
少数精鋭で前節の鬱憤を晴らす!
Sリーグ前半3勝2敗で折り返し!
夏場に鍛えて後半戦へ望みを賭ける!

1990年の創設より今年で15周年の記念すべき年、通算279試合目にして初のノーヒットノーランの屈辱を味わった前節。その鬱憤を晴らすためSリーグ第13回大会の第五節を迎えた。これでSリーグは全チームとの対戦が一巡し、8月後半まで中休みに入る。現在2勝2敗と厳しい位置にいるジュピターズは前半戦勝ち越しを賭けて臨む大事な試合となった。しかし則、菊池、仁上、山賀が欠場、先発が予定されていた高橋も急遽、欠場となり、2月の開幕戦以来10名という少ない参加メンバーとなり苦戦が予想された。しかし少数精鋭のメンバーは前節のノーヒットノーランの敗戦を引きずることなく常に集中したプレーを見せた。
初回、敵失と暴投で幸先良く先制したジュピターズだったが、すぐその裏に1点を返され振り出しに戻される。だが2回、敵失で出塁した田辺が二盗、三盗を試み、つづく北島がしぶとくタイムリーを放つ。さらに長谷川が死球、後藤も四球で無死満塁とし、伊藤の不思議な打球と箕浦のタイムリーなどで、この回3点を奪う。その後もランナーは出しチャンスを作るものの、相変わらず1本が出ずに畳み掛けることができなかったことは大きな課題ではあるが、7回にノーヒットながらスランプのない足でかき回し1点を追加した。
高橋欠場のために急遽、先発マウンドに登った長谷川は初回に1点、4回に1点を奪われるもののテンポ良く投げ込み、ストライク先行で相手打線に連打を許さない小気味良い投球を披露。3点差をつけて迎えた最終回、ノーアウトのランナーを出すが相手の主軸打線に真っ向勝負を挑み見事に打ち取ってゲームセット。終わってみれば試合時間1時間30分、長谷川の投球数はわずか77球と超省エネピッチで完投勝利を挙げ、今季早くも3勝目、エースとしての貫禄を見せ付けた。
この勝利によりSリーグ第13回大会前半を3勝2敗となんとか勝ち越しで折り返し。しかし、つながりのない貧打線は重症で残塁10ヶが物語っている通り鍛えなければならない点が多すぎる。この夏場のプレ・シーズンゲームで修正し、Sリーグ後半戦に万全の体制で臨めるようにすることが急務である。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7
6 伊藤 4 3 0 1 1 0 2 0 .130 遊失 右ゴ 捕飛 四球
9 箕浦 4 3 2 1 1 0 1 0 .100 遊飛 右安 中安 四球
7 佐藤 4 4 0 0 0 0 2 0 .227 三ゴ 左飛 遊直 遊失
5 鈴木 4 3 0 0 1 1 0 0 .400 四球 捕飛 三振 三飛
3 西浦 4 3 2 0 1 0 1 0 .429 一ゴ 左安 左安 四球
4 手塚 4 4 0 0 0 1 0 0 .167 三振 遊ゴ 三失 投飛
8 田辺 3 3 1 0 0 0 2 0 .125 遊失 三ゴ 遊安
2 北島 3 3 2 1 0 0 1 1 .167 二安 中安 右飛
1 長谷川 3 2 0 0 1 2 0 0 .300 死球 三振 三振
D 後藤 3 2 0 0 1 1 0 0 .053 四球 捕ゴ 三振
合計 36 30 7 3 6 5 9 1 .217 試合時間1時間30分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
長谷川 7 28 5 6 2 1 1.13 77