試合速報 | |||||||||||
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2006年 開幕戦 | |||||||||||
2006/3/26 | 東京健保大宮運動場 | ||||||||||
プレ・シーズンゲーム | T-FINAL戦(過去の成績2勝0敗) | ||||||||||
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | Result | |
ジュピターズ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | |
T-FINAL | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 2 | 2 | X | 9 | |
★敗戦 仁上 1敗 ★三塁打 則 |
1ヶ月前にシーズン前の全体練習を組んだが雨で流し、ぶっつけ本番で迎えた17度目の開幕戦。今年から今まで使用していた軟式球が実に約50年ぶりに全面リニューアルされ、新しい軟式球となる。見た目も握った感触も全く異なるために、その感触をシーズンが始まる前に試しておきたかったが貴重な全体練習は雨で中止となってしまった。多少の不安を抱えたまま臨んだ2006年の開幕戦、今季よりムードメーカーでもあり、チームの突っ込まれ役でもあった北島の姿がなく寂しさを感じたが、この試合に2002年9月29日を最後にグランドから遠ざかっていた三笘が3年半ぶりに復帰。また高橋の友人でもある岡村が鳴り物入りで入団と嬉しいニュースも相次いだ中、まだ桜の花は蕾の状態だった大宮でジュピターズ2006年シーズンが開幕した。 初回、二死から連続四死球で満塁のチャンスを与えてもらうが無得点。2回にも連続四球で二者を出すが無得点…。せっかく相手投手の立ち上がりが悪く先取点のチャンスを与えられたが、今年もまたチャンスに1本の出ない状態を引きずっていた。しかし3回、新人岡村の記念すべき初打席の死球、後藤が四球、菊池の2006年ジュピターズにとって初のヒットが出て満塁から敵失で先制。その後もチャンスは続いたが、この1点しか奪えなかった。 2年ぶりに開幕投手としてマウンドに登った仁上はテンポ良く初回、2回と三者凡退に打ちとるが3回、ヒットでランナーを出した後に久しぶりに三塁を守った三笘の失策、さらにヒットで無死満塁の大ピンチ。次打者にレフトへ犠牲フライを打たれ1点献上。レフト高橋からバックホームされたボールを本塁は間に合わないと判断した捕手の則がすかさず三塁へ送球。タッチアップした二塁ランナーを見事に刺し、次打者も捕手フライで無死満塁という大ピンチの場面も最少失点で切り抜け存在感を誇示した。いきなり同点とされてしまったが4回、そんなノッている則がセンターオーバーの特大三塁打で出塁、二死後に仁上の適時打で再びリードするが、その裏に同じように三塁打とヒットで1点返され同点とされる。 緊迫した好ゲームが動いたのは6回裏、ノーアウトのランナーをヒットで出した後に三笘が失策、しかし仁上は踏ん張り二死まで取るが続く打者にレフト線へ大飛球を打たれ追った高橋のグラブの横を無情にも打球はかすめて行き、これが走者一掃の三塁打となってしまう。しかし落ち込むことなく次打者をサードゴロに、これでチェンジだと誰もが思った瞬間に三笘がまさかのエラーで三塁走者がホームに還る。続く打者のサードゴロも三笘がエラー…。3年半ぶりに復帰した試合で1試合4失策と1イニング3失策のいずれもチームタイ記録に並んでしまった。この試合、鈴木が欠場、手塚は昨年からの右手首腱鞘炎が完治せず。三笘の復帰祝いも兼ねての花形三塁起用だったが、やはり長いブランクには勝てなかった。今季は三塁手の起用で悩む1年になりそうだ。 3点の差を付けられた直後の7回表、敵失、四球、ヒットで再び満塁のチャンスを作り一気に逆転を狙ったが敵失絡みで2点を奪うのが精一杯。本当にチャンスにヒットが出ない。 逆に仁上は7回に3安打と田辺のエラーも重なり2失点、8回にも連打の後に西浦のエラーで2失点と結局、最後まで投げぬいたが13安打を浴びて9失点、何度もライトに入った新人・岡村の好守備にも助けられた。しかし無四球完投と良いのか悪いのか分からない様な内容だった。 期待のジュピターズ打撃陣は昨年の悪循環から抜け出せず僅か4安打。タイムリーは仁上の1本のみと今年も得点力不足を露呈した。しかし今季はまだ始まったばかり、1試合完全燃焼を心がけ、毎試合全力で戦って一丸となって勝利を目指して行きたい。 今年も無事に開幕したことに喜びを感じる…。今年も一緒に楽しもう! |
守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
D | 後藤 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .000 | 三振 | … | 四球 | … | 一ゴ | … | … | 三振 | … |
4 | 菊池 | 4 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .250 | 二ゴ | … | 左安 | … | … | 捕飛 | … | … | 捕飛 |
8 | 田辺 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 1 | .000 | 死球 | … | 三振 | … | … | 三振 | … | … | 三ゴ |
3 | 西浦 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | .000 | 四球 | … | 遊失 | … | … | 右飛 | … | … | 遊飛 |
6 | 伊藤 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 死球 | … | 三ゴ | … | … | … | 遊ゴ | … | … |
2 | 則 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .333 | 三振 | … | … | 中3 | … | … | 遊失 | … | … |
D5 | 手塚 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | … | 遊飛 | … | 投ゴ | … | … | 四球 | … | … |
D | 長谷川 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | … | 四球 | … | 三振 | … | … | 右安 | … | … |
1 | 仁上 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | .500 | … | 四球 | … | 左安 | … | … | 一ゴ | … | … |
D | 箕浦 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .000 | … | 投ゴ | … | 三振 | … | … | 遊失 | … | … |
7 | 高橋 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | … | 三振 | … | … | 右飛 | … | 遊飛 | … | … |
5D | 三笘 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | .000 | … | … | 一ゴ | … | 二ゴ | … | … | 投ゴ | … |
9 | 岡村 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | .000 | … | … | 死球 | … | 四球 | … | … | 三振 | … |
合計 | 43 | 34 | 4 | 1 | 9 | 9 | 7 | 6 | .118 | 試合時間2時間 |
名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
● | 仁 上 | 8 | 41 | 13 | 4 | 0 | 4 | 3.50 | 112 |