試合速報
2007年 第3戦
2007/4/22 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 ミラーズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 0 3 0 2 0 1 X 6
フィッシャーズ 0 0 0 0 0 1 X 1
★勝利 高橋 1勝   ★二塁打 西浦 伊藤

圧巻!高橋6四球ながら1安打完投勝利!
伊藤と西浦がチャンスに2安打!
今年は走る?手塚まさかの3盗塁!
宿敵フィッシャーズに完勝で波に乗れ!

先週より開幕したSリーグ第15回大会。悲願の連覇を目指すジュピターズは第一節のミラーズ戦に快勝。そして迎えた第二節に立ちはだかるのは昨年秋に修善寺遠征を共にした宿敵フィッシャーズ。優勝した昨年、2敗のうちのひとつはフィッシャーズに黒星を喫しているだけに気を引き締めて臨まなければならない。しかし今日のグランドは右から左へ強い風が吹き、集中力を持続させるのが難しいほどである。幸い、今週は雨天の日が多く、グランドは湿っていたので砂埃が舞うことはなかった。
強風が吹き荒れる中、プレイボール。初回、呆気なく三者凡退に抑えられてしまったが2回、連続敵失出塁の手塚と則を塁に置き西浦が2点タイムリーツーベースを放ち先制、さらに鈴木もヒットで続き、箕浦四球で満塁に長谷川が押し出しの四球を選んで3点目を追加した。さらに4回には先頭の伊藤が二塁打で出塁するとすかさず三盗、手塚の三遊間を抜けるヒットで伊藤が生還。珍しく手塚は二盗、三盗を敢行し今日3盗塁を決めて盗塁トップの岡村に並んだ。三塁に手塚を置いて再び西浦がタイムリーを放ち、この回2点を奪う。6回には敵失と死球で出た菊池と後藤がダブルスチール。伊藤の内野安打の間に菊池がホームを駆け抜けた。
今季初先発の高橋は球自体は走っているものの強風の影響からかコントロールを乱すことが多かったが要所は確実に締めていた。初回、味方のエラーと2つの四球で満塁のピンチを迎えるが後続をキッチリ抑える。2回、3回は三者凡退で乗ってきたと思いきや、4回には先頭打者から三者連続四球で無死満塁の大ピンチを背負ってしまう。しかし、ここからが圧巻だった。次打者は一塁フライ、続く打者は投手ゴロでホームでフォースアウト。そして次打者は直球で三振を奪い、自ら背負った無死満塁のピンチを堂々と切り抜けた。高橋は4回を投げて打たれたヒットは1本もなく、外野に飛ばされた打球も僅かに2つ。しかし5回、簡単に一死を取った後、次打者が放った打球は最初は平凡なファーストフライかと思いきや、右から左へ吹く強風で打球が押し戻され、投手、一塁手、二塁手の間にポテンと落ち、結局これが内野安打となってしまった。しかし気落ちすることなく、後続を打ち取り得点を許すことはなかった。時間的に最終回となった6回裏、ここで味方のエラーが連続で出てしまい1点を献上してしまって完封こそ逃したものの、今季初先発の高橋は6四球ながらも被安打は僅か1本で見事に完投勝利を挙げ、宿敵フィッシャーズに完勝を果たした。
これで今大会2連勝、続く第三節はゴールデンウィークがあるため3週間後となるが、このままの状態を維持して最後まで立ち止まらず一気に駆け抜けていこう。チーム全員の心をひとつにして、楽しみながら勝つ歓びを重ねていこう。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
1 高橋 3 3 0 0 0 2 0 0 .000 三振 三振 一ゴ
8 田辺 3 3 0 0 0 2 0 0 .000 三ゴ 三ゴ 三振
6 伊藤 3 3 2 1 0 0 2 0 .556 左飛 左2 遊安
7 佐藤 3 3 0 0 0 0 0 0 .286 捕飛 遊飛 三ゴ
4 手塚 2 2 1 1 0 0 3 0 .125 三失 左安
2 2 2 0 0 0 1 1 0 .200 二失 三振
3 西浦 2 2 2 3 0 0 0 2 .200 中2 右安
5 鈴木 2 2 1 0 0 0 1 3 .333 左安 中飛
D 北島 2 2 0 0 0 1 0 0 .167 三振 遊ゴ
9 箕浦 2 1 0 0 1 0 0 0 .286 四球 左飛
D 長谷川 2 1 0 1 1 0 0 0 .000 四球 一ゴ
D 菊池 2 2 0 0 0 1 1 0 .143 三振 遊失
D 後藤 2 1 0 0 1 0 1 0 .000 投ゴ 死球
合計 30 27 6 6 3 7 9 5 .247 試合時間1時間45分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
高 橋 6 29 1 6 6 0 0.00 114