試合速報
2007年 第6戦
2007/5/20 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フラワーズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 1 0 0 1 0 0 0 2
フラワーズ 1 0 4 2 0 2 X 9
★敗戦 長谷川 2勝1敗   ★本塁打 佐藤1号   ★二塁打 長谷川

昨年からの連勝記録が13で途絶える!
佐藤会心の特大アーチも空砲!
投打とも集中力なく今季初黒星!
気持ちを切り替えて次に臨め!

前日に雨が降ったものの爽やかな五月晴れ、しかしホームから外野にかけて強風が吹く中での第四節。ここまでジュピターズは唯一3連勝で単独首位である。今日の相手は豪打を誇るフラワーズとの首位攻防戦。悲願の連覇のためには絶対に負けられない一戦でもあった。
初回、岡村がセンター前にポトリと落とすラッキーなヒットで出塁し、盗塁や敵失で生還して先取点を奪い幸先良いスタートとなった。しかしその裏、先発の長谷川は先頭打者に全くストライクが入らずに四球を与え、さらに二盗を許した後に暴投で無死三塁。二番打者を三振に取るものの捕手の北島がこれを後逸し振り逃げで生かしてしまう。無死一、三塁となったところで長谷川は偽投牽制でうまく一塁ランナーを誘い出したが、西浦と菊池が深追いしすぎたために三塁ランナーがホームを踏みアッという間に同点に追いつかれる。ランナーがいなくなった後、長谷川は突如本来の調子を取り戻し2者連続三振で初回を終えた。2回は僅か6球で3者連続レフトフライに打ち取り完全に本調子に戻ったと思いきや、3回に今季Sリーグ唯一の3割打線が長谷川に牙を剥いた。先頭打者に二塁打を打たれた後、野選やエラーなど味方のミスもあったが、この回4安打1死球で4失点。完全にバッテリー間のリズムの悪さが守備にも影響していたため無念の降板となった。
4点のビハインドから反撃を試みたいジュピターズは4回に則がヒットで出るが盗塁死。その直後に佐藤がセンターへ超特大のホームランを放つというチグハグな攻撃が目立った。佐藤の今季1号アーチで3点差にしたものの4回からマウンドに登った仁上がいきなりお返しとばかりにホームランを浴び、さらに失点を許し2点を奪われる。6回にも極端に外野の狭い三郷29番グランドの怖いところ、あれが入ってしまうの?というような当たりのツーランホームランを浴びて点差を7点に広げられてしまい、結局そのままゲームセット。
首位攻防戦とは言ったものの終わってみれば今季初黒星は完敗であり、僅か一節で首位の座を明け渡す形となった。今シーズンは開幕5連勝を続けていたが、連勝が途絶えたと同時に昨年の9月3日、第15戦から続いていた連勝記録もタイ記録の13連勝でストップ。残念ながらチーム新記録更新はならなかった。この試合、バッテリー間での暴投、捕逸が目立ち守備でも打撃でも集中力を持続させて戦えていなかったように思える。負けられない一戦ということで余計な重圧がかかってしまったのかもしれない。結果を真摯に受け止め、反省点を生かし、気持ちを切り替えてどんな試合にでも集中して臨んでいこう。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7
9 岡村 3 3 1 0 0 0 1 0 .571 中安 遊ゴ 三ゴ
6 伊藤 3 3 1 0 0 0 1 0 .412 投失 三ゴ 右安
D2 3 3 1 0 0 2 0 0 .300 三振 左安 三振
7 佐藤 2 2 1 1 0 0 0 0 .385 三失 中本
3 西浦 2 0 0 0 2 0 0 0 .444 四球 四球
D 手塚 2 1 0 0 1 0 0 0 .071 四球 投ゴ
5 鈴木 2 2 0 0 0 1 0 3 .286 三振 三ゴ
8 田辺 2 1 0 0 1 0 1 0 .200 四球 投飛
D1 仁上 2 2 0 0 0 1 0 0 .000 一ゴ 三振
4 菊池 2 2 0 0 0 1 0 0 .154 三振 三ゴ
D 箕浦 2 2 0 0 0 1 0 0 .154 一飛 三振
2D 北島 2 2 1 0 0 0 0 0 .273 投ゴ 左安
1D 長谷川 2 2 1 0 0 1 0 0 .429 中2 三振
D 後藤 2 2 0 0 0 1 0 0 .167 三振 遊ゴ
合計 31 27 6 1 4 8 3 3 .256 試合時間1時間42分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
長谷川 3 17 3 5 3 4 4.31 66
仁 上 3 15 3 2 1 3 2.55 53