試合速報
2007年 第8戦
2007/6/24 夢の島運動場
プレ・シーズンゲーム ゴールドバックス戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 0 0 0 0 0 0 0 0
ゴールドバックス 3 5 0 4 0 0 X 12
★敗戦 長谷川 2勝2敗
ダブルヘッダー第二試合詳細

いきなりダブルヘッダーで夏のプレ・シーズンゲーム開始!
梅雨空のように湿った打線!わずか2安打!三塁すら踏めず!
18年目の屈辱!前試合より2試合連続完封負け!
17イニング無得点のワースト記録も更新!
長谷川10安打12失点で大炎上!
約1年半ぶり登板の鈴木の好投に一筋の光!

激闘のSリーグから3週間、梅雨の季節ではあるが今年も夏のプレ・シーズンゲームの開始である。今年はいきなりダブルヘッダーを計画したものの、高橋、則、田辺、岡村と主力の欠場が相次いだ。この欠場が試合展開に大きく響いてしまった。練習試合でのダブルヘッダーは2004年のナチュラルす戦以来3年ぶりである。8月後半に再開されるSリーグに向け、チーム力を高めるために練習試合といえども真剣勝負である。しかし、先発投手の大乱調と梅雨空のように湿った打線では何もすることができなかった。
先発マウンドに登った長谷川は初回から精彩を欠いていた。先頭打者へ簡単に四球を与えると、すかさず盗塁され、内野ゴロの間に三進、二死から再び四球を与え、さらに簡単に盗塁を許す。そこから内野陣に3連続エラーが出て3点を与えてしまう。ノーヒットで3点を与えた初回に続き2回は先頭打者に死球、次打者には四球と、まるで大サービスをしているかのようにランナーを許し、そこから4安打、2犠飛で5点を奪われ2イニングを投げ終わったところで早くも球数は60球を超えていた。ストライクが取れず、変化球はワンバウンドになり捕手が後ろに逸らすことが多く、ランナーは走り放題。ストライクを取ろうと置きに行ったところを痛打された打球は容易に外野へ運ばれていた。またバッテリー間だけでもがいているため、延々と終わらない相手の攻撃に守備陣のリズムは完全に悪くなり集中力も失い、それがバッティングにも影響した。3回も四球でランナーを出した長谷川だったが、なんとか無失点に抑え、やっとエンジンがかかってきたと思いきや4回に5本の長短打を浴び炎上、4点を失い、ついにふた桁失点。
守備時間が長く、リズムに乗れない打線は簡単に早打ちで凡打の山を繰り返し、攻撃時間はアッという間に終了。2回に佐藤、4回に後藤が無死からヒットで出塁したものの、何か仕掛ける間もなく後続がアッという間に倒れ、結局、三塁すら踏めなかった。
5回にも四球とヒットでピンチを迎えた長谷川は何とか最後の力を振り絞り、後続を抑えマウンドを降りるが、5イニングを投げ被安打10、四死球は毎回の7、そしてワイルドピッチも7で12失点という過去、最も悪い内容だった。長谷川の後には2005年11月に行われた初めての修善寺遠征以来の登板となる鈴木がマウンドに登る。相手打線はクリーンアップからであったが、鈴木は1四球を出したものの、2三振を奪い久しぶりとは思えないピッチングで見事に無失点に抑えた。
結局、ダブルヘッダー第一試合は三塁ベースも遠い散発2安打に抑えられ、前試合のSリーグ第五節ゼファーズ戦に続く完封負け。2試合連続完封負けはチーム創設18年目にして初の屈辱でもある。さらにSリーグ第四節フラワーズ戦の5回から数えて17イニング無得点というワースト記録も更新してしまった。鈴木の好投だけが光った第一試合だった。気持ちを切り替えて第二試合に臨む。しかし曇った空から雨が降り出してきた。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7
6 伊藤 3 3 0 0 0 0 0 2 三ゴ 左飛 二飛
2 北島 2 2 0 0 0 0 1 0 投飛 二ゴ
3 西浦 2 2 0 0 0 0 0 0 右飛 遊ゴ
7 佐藤 2 2 1 0 0 1 0 0 左安 三振
1D 長谷川 2 2 0 0 0 1 0 0 一ゴ 三振
D1 鈴木 2 2 0 0 0 1 0 0 中飛 三振
5 手塚 2 2 0 0 0 0 0 2 投ゴ 遊ゴ
8 仁上 2 2 0 0 0 0 0 0 捕ゴ 三ゴ
9 箕浦 2 2 0 0 0 0 0 0 投ゴ 遊ゴ
4 菊池 2 2 0 0 0 0 0 0 一失 三ゴ
D 後藤 2 2 1 0 0 0 0 0 左安 投飛
合計 23 23 2 0 0 3 1 4 試合時間1時間40分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
長谷川 5 35 10 3 7 8 6.22 117
鈴 木 1 4 0 2 1 0 0.00 13