試合速報 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008年 第8戦 | |||||||||||
2008/7/13 | 東京健保大宮運動場 | ||||||||||
プレ・シーズンゲーム | ほていBOMBERS戦 | ||||||||||
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | Result | |
ジュピターズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | |
BOMBERS | 4 | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2 | X | 12 | |
★敗戦 仁上 1勝1敗 ★三塁打 田辺 |
先週の夢の島、猛暑の中で集中力を欠き今季初黒星を喫したジュピターズは開幕戦以来の大宮に集まった。関東地方の梅雨明けはしていないが、さすが大宮である。先週以上の灼熱の太陽が容赦なく肌に突き刺さる。試合開始の頃には軽く30度を越える暑さであった。この日の試合も主砲の佐藤と箕浦が欠場。結局、先週のメンバーに田辺を加えた布陣であるが、内野の要である伊藤が私用で遅れるために先週と同じく11人でプレイボールを迎えた。 初回、簡単に三者凡退に倒れた直後、意気揚々と守りに就いたが、いきなり空回りをしてしまう。先発の仁上は先頭打者にヒットを浴び、盗塁に牽制悪送球で簡単にランナーを三塁に進ませると、次打者にもヒットを打たれて早々と先制点を献上。さらに北島の野選や金子のエラー、レフトを守る長谷川が打球の目測を誤まり長打を許してしまい一挙に4点を失ってしまった。それでも2回は三者凡退に抑え、本来の調子を取り戻したかと思ったが、3回に四球とエラー絡みで2点を失い、序盤で6点差を付けられてしまう。 先週、わずか5安打と湿った打線は、この日も早打ちを繰り返し、相手投手を助けてしまう。3回までに内野ゴロ4ヶ、内野フライ5ヶと外野に一球も飛ばすことができずにいたが4回、先頭の田辺が右中間を真っ二つに破る。俊足を駆って一気に三塁まで達してこの試合初めてのチャンスを迎えた。続く菊池の当たりは止めたバットに当たったような中途半端な当たりであったもののラッキーにも一塁手の頭を越えライト前に落ちる。田辺が楽々と生還して1点を返し反撃の狼煙を上げたかに見えたが、あと1本が続かずに1点止まりだった。その後も毎回、スコアリングポジションまでランナーを進めるものの、あと1本が出ずにスコアボードにゼロが並んだ。一方、相手打線は4回以降も集中した攻撃を見せ、こちらのミスを見逃すことなく確実に点を加え6回を終えた時点でついに10失点を喫してしまう。なんとか仁上は7回を三者凡退に抑えたが7イニングを投げ11被安打10失点と今季最悪の投球内容だった。8回には長谷川がマウンドに登ったが、相手打線の火を消すことはできずに2点を献上、ついに今季チームの最多失点を更新してしまった。(先週の横浜ウィルス戦11失点) なんとか意地を見せたいジュピターズは最終回、一死から田辺が東京ドーム以来、今季2度目の打撃妨害で出塁すると決死の二盗を敢行しチャンスを演出。続く菊池の深いショートゴロの時に迷わず三塁も蹴ってホームを狙う。田辺の俊足により最終回に何とか一矢を報いたものの、結局2対12と10点差をつけられて完敗。田辺の俊足のみが光っただけで、まったく見せ場らしい見せ場もなく、手も足も出ずに2試合連続ふた桁失点で連敗を喫してしまった。結局、暑い中での試合特有の悪い癖でもある淡白なバッティングは直らず、わずか4安打で先週の反省が生かされなかった。これで夏のプレ・シーズンゲーム2連敗。そしてこの日の敗戦により、1990年にチームが創設して3試合目の6月24日にチーム初黒星を喫してから19年目で通算100敗目の記念すべき?敗戦となった。 (通算343戦228勝100敗15分) 今年のSリーグは変則日程のために次の試合7月27日が第六節となる。大きな不安を抱えたままリーグ戦に臨まなければならない。しかし、どんなに暑くても条件は相手も一緒である。暑さに負けない強い精神力、集中力を持って自分達の野球さえできれば必ず結果はついてくる。敗戦での反省は忘れることなく、自信と誇りを持って戦ってもらいたい。 |
守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
8 | 田辺 | 4 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .333 | 遊飛 | … | … | 中3 | … | 左失 | … | … | IF |
94 | 菊池 | 4 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | .217 | 二飛 | … | … | 右安 | … | 遊ゴ | … | … | 遊ゴ |
5 | 鈴木 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .130 | 三ゴ | … | … | 二失 | … | 三振 | … | … | 遊ゴ |
673 | 手塚 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .500 | … | 遊ゴ | … | 死球 | … | … | 三ゴ | … | … |
3D | 西浦 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | .286 | … | 四球 | … | 投ゴ | … | … | 四球 | … | … |
D2 | 則 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .286 | … | 捕飛 | … | 二飛 | … | … | 三ゴ | … | … |
7D1 | 長谷川 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .238 | … | 一ゴ | … | … | 中飛 | … | 二ゴ | … | … |
2D | 北島 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | .214 | … | … | 一飛 | … | 中安 | … | … | 四球 | … |
49 | 金子 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | .133 | … | … | 捕飛 | … | 二ゴ | … | … | 三振 | … |
17 | 仁上 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | .235 | … | … | 三安 | … | 四球 | … | … | 三振 | … |
D | 後藤 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .168 | … | … | 一飛 | … | 三振 | … | … | 三振 | … |
-6 | 伊藤 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .267 | … | … | … | … | … | 三ゴ | … | … | 四球 |
合計 | 38 | 31 | 4 | 2 | 6 | 5 | 9 | 6 | .241 | 試合時間2時間15分 | |||||||||
※田辺の四打席目IFは打撃妨害出塁(今季2度目) |
名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
● | 仁 上 | 7 | 38 | 11 | 2 | 3 | 5 | 2.19 | 117 |
長谷川 | 1 | 7 | 3 | 0 | 1 | 2 | 4.42 | 17 |