23度目の夏到来！
2012年 夏の練習試合は完敗スタート！
今季初黒星！新ユニフォーム初の敗戦！
先制するが直後に逆転を許す！
その後は点差を広げられ１点を奪うのがやっと！
自慢の打線が毎回奪三振で僅か４安打と沈黙！
仁上→高橋の必勝リレーも通じず！
これからもっと暑くなる！
練習試合は勉強と切り替えて次に臨もう！

前半に東京ドーム記念試合を含む７試合を消化する変則日程だった今大会のＳリーグ。無事に雨天順延なく第七節まで終了し、我がジュピターズは５勝２分と負けなしの首位で一時休戦に入った。８月下旬にリーグ戦は再開されるが、それまでの間は毎夏恒例、夏のプレ･シーズンゲームで鍛えることになる。当然、梅雨期間であり、先日は台風４号が８年ぶりに６月に上陸する異常気象であるが、ジュピターズ23度目の夏がやってきた。 ここまで今季は３月下旬の開幕戦から怒涛の負けなしが続いている。Ｓリーグ第六節と第七節は連続して引き分けたが、まだ新ユニフォームを纏ってから黒星を喫していない。引き分け２試合があるものの開幕６連勝中であり、昨シーズン後半の勝利を合わせると10連勝中である。ちなみにチームの開幕連勝記録は1996年シーズンと2008年シーズンの開幕６連勝が記録であり、現在は引き分け２試合こそあるものの、その記録に並んだ状態と言える。新記録となる開幕７連勝（引き分け２試合挟む）をかけ、夏の練習試合初戦に臨んだ。 初回、先頭の岡村が死球で出塁するとパスボールの間に二塁へ達する。２番の高橋が巧みにヒットを放ち岡村は三塁へ。打った高橋もすかさず二盗を敢行し、無死二、三塁のチャンスを演出。ここで３番の手塚がレフトへ犠牲フライを打ち上げ岡村が生還して先取点を挙げた。さらに４番の則は右中間を真っ二つに破るツーベースを放ち、高橋がホームを駆け抜け２点目を奪い、開幕連勝新記録に向け幸先良いスタートを切ったと思われた。ところが直後、先発マウンドを任された仁上が４本の長短打を浴びて一挙３失点。アッと言う間に逆転を許してしまうと３回には一発を含む３安打に自らのエラーもあり３失点とリードを広げられてしまう。 ４点を追いかけるジュピターズは中盤の４回、岡村が四球で歩き二盗、一死から手塚がレフトオーバーの特大三塁打を放って１点を返すが、これが精一杯の反撃だった。結局、７イニングで４安打しか打てず、逆に毎回三振を奪われ、自慢の打線が完全に沈黙してしまった。 これ以上、点差を広げられたくないジュピターズは仁上を４回で諦め、高橋をマウンドに送る本来なら必勝リレーだったが、相手打線を止めることができず、高橋は５回に味方のミスもあり２失点、６回には１失点と思惑とは逆にリードを広げられてしまい結局、終わってみれば夏のプレ･シーズンゲーム初戦は３対９と完敗を喫した。 2012年シーズン初の敗戦は、新ユニフォーム初の敗戦でもあり、開幕からの連勝記録もストップしてしまった。優勝を目指して戦うリーグ戦のような緊張感のない練習試合で悪い癖が出てしまった敗戦とも言える。 まだ夏序盤、これからもっと暑くなってくる。練習試合はリーグ戦と違い結果より中身が大事。この試合の敗戦を勉強し、リーグ戦３年ぶりの優勝に向けて限られた夏の練習試合で、もっともっと鍛え上げよう。

守 備	名前	打席	打数	安打	打点	四球	三振	盗塁	失策	通算 打率	1	2	3	4	5	6	7
5	岡村	3	1	0	0	2	0	1	1	.286	死球	…	…	四球	…	投ゴ	…
D1	高橋	3	3	1	0	0	1	1	0	.385	左安	…	…	三振	…	…	一失
D	手塚	3	2	1	2	0	1	0	0	.333	中犠	…	…	左３	…	…	三振
2	則	3	3	1	1	0	1	0	0	.261	中２	…	…	三振	…	…	遊失
7	佐藤	3	2	0	0	1	2	0	0	.421	三振	…	…	死球	…	…	三振
9D	箕浦	2	2	0	0	0	0	0	0	.333	遊ゴ	…	…	捕飛	…	…	…
6	伊藤	2	2	0	0	0	0	0	0	.348	…	投飛	…	…	二飛	…	…
4	菊池	2	2	1	0	0	0	2	0	.300	…	一ゴ	…	…	一安	…	…
8	田辺	2	2	0	0	0	1	0	0	.067	…	三振	…	…	一飛	…	…
3	西浦	2	1	0	0	1	1	0	2	.133	…	…	四球	…	三振	…	…
D	長谷川	2	2	0	0	0	0	0	0	.000	…	…	投飛	…	…	遊ゴ	…
19	仁上	2	2	0	0	0	1	0	1	.188	…	…	一ゴ	…	…	三振	…
D	後藤	2	1	0	0	1	1	0	0	.250	…	…	三振	…	…	死球	…
		31	25	4	3	5	9	4	4	.266	試合時間1時間50分