試合速報 | |||||||||
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2012年 第12戦 | |||||||||
2012/8/26 | 三郷サンケイスポーツセンター | ||||||||
Sリーグ公式戦 | ミラーズ戦 | ||||||||
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Result | |
ジュピターズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
ミラーズ | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | |
★敗戦 高橋 4勝2敗 ★二塁打 佐藤 |
今大会のSリーグは9月の台風シーズンを避けるために前半に6試合を消化する変則日程。さらに最初に決まった日程にSリーグ第20回大会記念の東京ドーム試合が割り込んで入ったため、Sリーグ史上初めて雨天順延なく前半に7試合を消化した。第七節を終えてから12週間、残り3試合ながらSリーグ後半戦がスタートした。ここまでジュピターズは5勝0敗2分と無敗で首位をキープ。3年ぶりの優勝に向け順風満帆に見えたが、Sリーグが中断している間の夏の練習試合を3戦1勝2敗と負け越し。内容も春先に好調だった打線が湿りだし、決して満足のいく試合ではなかった。打線に不安を抱えたままSリーグ再開に臨んだが、最悪な結果となってしまった。 この日は朝から気温がグングンと上昇。試合開始時の気温は35℃を超える猛暑日となった。暑さに集中力が途切れがちだが、3年ぶりの優勝に向けて気合い入れて臨んだはずだった。だが案の定、湿った打線に火が点くことはなく、それどころか相手に貰ったチャンスもチグハグな攻撃で自ら潰す場面が随所に見られた。 初回、先頭の岡村が四球で出塁するも牽制に引っ掛かりアウト。後続も簡単に倒れて3者凡退で試合は始まった。逆にその裏、先頭打者をセカンドゴロに打ち取るも菊池がエラーでランナーを生かしてしまうと、続く打者はボテボテのサードゴロ。長谷川が捕って一塁へ送球するも間に合わず打ち取っていながらもいきなり無死一、二塁のピンチを迎える。さらに次打者を四球で歩かし満塁と大ピンチ。ここで先発の高橋は奮起し次打者を浅いライトフライ。さらに続く打者から三振を奪って二死とする。ところが次打者の打球は投手の後方、位置的に誰が捕ったら良いか判断に悩む小フライ。これにいち早くショートの伊藤が反応して前進しながらグラブを差し出したが無情にも落球してしまい先制点を奪われてしまった。なおも満塁のピンチが続いたが高橋は後続から三振を奪い、味方のエラー絡みのピンチを最少失点に抑えた。 1点を先制されたジュピターズは直後の2回表、一死から佐藤が敵失で出塁。続く高橋は四球を選びダブルスチールを敢行して一死二、三塁のチャンスを演出。続く箕浦が内野フライに倒れ、菊池もショートゴロでチャンスは潰えたかと思ったが一塁手が落球。その間に佐藤がホームを駆け抜けて同点に追いついた。早くも試合を振り出しに戻したのもつかの間、2回裏の高橋は先頭打者を四球で歩かせ、次打者のショートゴロでランナーが入れ替わるも、そのランナーに二盗、三盗を許し一死三塁のピンチ。しかし次打者から三振を奪って二死としたが、続く打者には右中間を深々と破られる大飛球を弾き返されてしまう。三塁ランナーに続き、中継が乱れる間に打者もダイヤモンドを一周。なんと痛恨のツーランホームランを浴びてしまった。 再び追いかける形となったジュピターズだったが、貧打に苦しむ打線に2点は重かった。3回は先頭の長谷川が四球で出塁し二盗に成功したものの一死から後藤のショートライナーで飛び出してしまい併殺で一気にチャンスを潰す。4回も一死から伊藤が敵失で二塁に達したがクリーンアップの手塚、則のバットから快音が聞かれることはなかった。さらに5回は一死から高橋がライトオーバーの二塁打を放つものの後続が簡単に倒れ高橋は二塁に釘づけだった。この試合のヒットは高橋の二塁打1本のみ。さらに外野に飛んだ打球も高橋のヒットのみという散々な内容で、相手の左翼手と中堅手の守備機会は0、右翼手も高橋のヒットの打球を処理した1回のみだった。 頼りない打線を健気に信じマウンドの高橋は途中、マウンドで足がつるアクシデントを乗り越えながらも奮闘した。3回以降はランナーを出すものの要所を締め得点を許すことはなかった。気温35℃の中で完投し4安打3失点(自責点2)は及第点以上であるが、奮闘する高橋に応える力は今の打線には無く、結果、高橋を見殺しにしてしまい痛い今大会のSリーグ初黒星をイヤな感じで喫してしまった。そして練習試合と合わせると今季初の連敗となってしまった。 これで今大会5勝1敗2分。まだ、かろうじて首位をキープしているものの、その差は、あってないものと言っていいだろう。もう余裕はない。悲願の覇権奪回のためには残り2試合に連勝することが必須となった。自慢の打線が目覚めなければ、いくら投手が頑張っても勝利はないだろう。ここまできたら開き直って、おもいきり楽しみながら戦うしかない。変に気張らず初心に戻って楽しみながら勝利しよう。 |
守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 岡村 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | .267 | 四球 | … | … | 二ゴ | … | … | 四球 |
6 | 伊藤 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .313 | 三振 | … | … | 遊失 | … | … | 一飛 |
9 | 手塚 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .286 | 遊飛 | … | … | 三ゴ | … | … | 投飛 |
2 | 則 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .188 | … | 三ゴ | … | 投ゴ | … | … | … |
7 | 佐藤 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .267 | … | 三失 | … | … | 三振 | … | … |
1 | 高橋 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | .400 | … | 四球 | … | … | 右2 | … | … |
D | 箕浦 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .263 | … | 投飛 | … | … | 投ゴ | … | … |
4 | 菊池 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | .214 | … | 一失 | … | … | 三振 | … | … |
3 | 西浦 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .100 | … | 投ゴ | … | … | … | 二ゴ | … |
5 | 長谷川 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | .077 | … | … | 四球 | … | … | 一ゴ | … |
D | 北島 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .214 | … | … | 三振 | … | … | 投ゴ | … |
D | 後藤 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .182 | … | … | 遊直 | … | … | … | 二ゴ |
27 | 23 | 1 | 0 | 4 | 4 | 4 | 4 | .221 | 試合時間1時間40分 |
名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
● | 高 橋 | 6 | 29 | 4 | 6 | 4 | 2 | 0.83 | 103 |