試合速報 | |||||||||||
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2015年 第12戦 | |||||||||||
2015/8/23 | 潮見野球場 | ||||||||||
プレ・シーズンゲーム | 横浜ウィルス戦 | ||||||||||
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | Result | |
ジュピターズ | 0 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | |
横浜ウィルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | |
★勝利 仁上 5勝1敗 ★セーブ 岡村 3勝1敗3S ★勝利打点 なし |
8月初旬に開催された前試合、実に23年ぶり3度目となる20点以上の失点を喫してしまったジュピターズだったが、夏の練習試合は西武ドームも含め3試合連続で二桁得点を挙げ、春先は沈黙していた打撃陣に復調の兆しが見えてきた。お盆休みを挟み迎えた夏の練習試合最終戦。翌週からSリーグ2nd
Stageが再開となるため最後の調整試合となった。しかし残念なことに2011年から今季の前試合まで5年近くも全試合全イニング出場をしていた内野の要でもある伊藤が前試合の守備でボールを弾いた時に右手人差し指を負傷。診断の結果、腱の断裂に骨折まで判明。野球選手やバスケットの選手に多い、ボールが指先に当たって指先の骨が折れたり、欠けたり、骨に付着している腱が断裂するマレットフィンガー(槌指)と診断され全治1ヶ月の重傷で戦列を離れることになった。伊藤の欠場は2010年9月以来で、その後は前試合まで約5年間にわたって全ての試合に出場し、全てのイニングでショートのポジションを守ってきた。安定した守備で何度もピンチを救ってきた伊藤の離脱はチームにとって大きな痛手である。約5年間も1人でショートのポジションを守ってきただけに代わりの選手がいないのが現状。この試合、伊藤の代わりにショートの守備には手塚を予定していたが、その手塚も欠場のため、急遽ショートを守れる助っ人をネットで探し、なんとか態勢を整えて試合に臨むことができた。 雲の切れ間から太陽が顔を出すと夏の日射しだったが時折、秋の気配を感じさせる爽やかな風が吹く中、今季12戦目がプレイボール。先攻のジュピターズは初回に一死二、三塁と先制のチャンスを迎えるが打線につながりなく無得点。しかし2回、田辺、西浦の連続四球、佐藤が死球で無死満塁から箕浦の当たりはピッチャーゴロながら敵失を誘い田辺がホームを駆け抜け先制すると、続く仁上、後藤が連続押し出し四球。先頭に戻り岡村も押し出しとなる死球をぶつけられ結局、この回はノーヒットながら相手自滅の6四死球で4点を貰った。 3回も則のヒットや敵失、四球で一死満塁と一気に突き放すチャンスがあったが、後続が呆気なく倒れて3者残塁。しかし4回、3者連続四球で再び満塁から鈴木(武)の内野ゴロの間に1点を追加。5回はヒットの西浦と箕浦を塁に置き、仁上の放ったサードゴロがエラーを誘い1点追加。ここまで3安打ながらもタイムリーヒットはなく合計6点を相手から献上してもらう形となった。 西武ドーム以来の先発となった仁上は初回から早打ちする相手に助けられ快調に投げ続けた。3回は仁上には珍しく3つのアウト全てを三振で取り、3回を終え球数は僅か32球と完投ペースかと思われた。ところが打順が一回りした4回から球数も増えだし、ヒットこそ打たれないが良い当たりを繰り返された。それでも無失点を続けていたが6回、2本のヒットを浴びて1点を献上。結局、仁上は6回を投げ4安打1失点5奪三振の好投でマウンドを岡村に譲った。 欠場した前試合を除き岡村はこれで6試合連続登板。時に先発、時に中継ぎや抑えとして獅子奮迅の活躍。特に西武ドームでは先発の仁上の後に中継ぎ登板し4回を投げ無安打無失点で抑えの高橋につなぎ見事、勝利投手になっている。来週から再開されるSリーグ2nd Stageに於いても投手として岡村の活躍はチームにとって必要不可欠なものである。岡村は代わった直後の7回、2人のランナーを四球で出すが得点を許さず。しかし8回、一死から味方のエラーで出したランナーを自らのエラーで生還させてしまう。最終回も2つの四球と味方野選で二死満塁のピンチを招くが最後は助っ人ショートの山岸氏が打球を処理し、二塁の菊池に送って試合終了。結局、夏の練習試合最終戦は6対2で勝利したものの、奪った6点は押し出しや敵失、内野ゴロの間による得点のみでタイムリーヒットは1本もなかった。それどころか合計3安打ながら6回以降はノーヒットと、お盆休みを挟んで打撃陣の調子が春先に戻ってしまったかのようだった。ほぼ毎回チャンスはあったが、打線のつながりがなく合計15残塁と大きな課題を残したままリーグ戦に臨まなければならない。真剣勝負のリーグ戦に向け、気合いを入れ直して臨もう。 尚、前試合まで11試合を戦い、全試合出場選手は7名で今年も神7が誕生していたが、この試合で伊藤と手塚が欠場のため神7が崩壊。残る全試合出場選手は田辺、後藤、西浦、箕浦、鈴木(武)の5名となってしまった。今季も残り3ヶ月、この神5にはケガなく最後まで頑張ってもらいたい。ちなみにSリーグ全試合出場選手は岡村、田辺、手塚、伊藤、後藤、西浦、箕浦、鈴木(武)、仁上、菊池とリーグ最多の10名。リーグ戦の残り4試合に出場すればリーグより記念品が贈られるので合わせて頑張ってもらいたい。 |
守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
71 | 岡村 | 5 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | .222 | 四球 | 死球 | … | 四球 | … | 三ゴ | … | … | 遊飛 |
6 | 山岸(助) | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | --- | 投犠 | 三併 | … | 遊ゴ | … | 右飛 | … | … | 右失 |
5 | 鈴木武 | 5 | 3 | 0 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | .290 | 四球 | 投飛 | … | 一ゴ | … | 四球 | … | … | 三振 |
2D | 則 | 5 | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | .259 | 三振 | … | 中安 | 四球 | … | 三ゴ | … | … | 三ゴ |
4 | 菊池 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | .308 | 三ゴ | … | 一失 | 二直 | … | … | 遊直 | … | … |
8 | 田辺 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | .235 | … | 四球 | 三飛 | … | 中飛 | … | 三振 | … | … |
3 | 西浦 | 4 | 2 | 1 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | .185 | … | 四球 | 四球 | … | 左安 | … | 三振 | … | … |
D72 | 佐藤 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .120 | … | 死球 | 一飛 | … | 三振 | … | … | 中飛 | … |
9 | 箕浦 | 4 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .138 | … | 投失 | 一飛 | … | 中安 | … | … | 投ゴ | … |
1D7 | 仁上 | 4 | 2 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | .095 | … | 四球 | … | 四球 | 三失 | … | … | 三振 | … |
D | 後藤 | 4 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | .235 | … | 四球 | … | 四球 | 二ゴ | … | … | … | 死球 |
合計 | 48 | 32 | 3 | 5 | 15 | 6 | 7 | 4 | .211 | 試合時間2時間30分 |
名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
○ | 仁 上 | 6 | 25 | 4 | 5 | 2 | 1 | 3.34 | 92 |
岡 村 | 3 | 16 | 0 | 4 | 4 | 0 | 1.70 | 57 |