試合速報
2019年 第2戦
2019/4/7 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フィッシャーズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 2 0 0 0 2 0 0 4
フィッシャーズ 1 1 0 0 2 1 X 5
★敗戦 岡村 2敗

満開の桜と菜の花に迎えられ
Sリーグ第27回大会開幕!
初回先制するもすぐに追いつかれる!
菊池の2点タイムリーで突き放したかに思えたが
直後に同点に追いつかれる!
6回に1発を浴びて撃沈!
競い負けて3年連続開幕2連敗!
まだ始まったばかり!気持ちを切り替えよう!

今年の桜の開花も昨年に続いて例年より早い3月21日。そして東京では27日に満開宣言が出された。それから10日以上も経ったが三郷の桜は今年も菜の花と共に満開で迎えてくれた。Sリーグ第27回大会の開幕戦、試合に先立ち行われた開会式に於いて2014年より設立された全試合出場者への表彰が5回目を数え、ジュピターズから栄えある5年連続全試合出場者として後藤と箕浦に金メダルが授与された。(Sリーグ6チームで5年連続全試合出場選手は合計5名…ジュピターズ2名は6チーム中最多)
前大会、1st Stageは第三位、2nd Stageは準優勝、そして年間総合成績も第三位で終わったジュピターズ。今年はチーム創設30年目の記念すべき年である。威風凛然とした気持ちで臨み、是が非でも優勝を勝ち取るためには大事な初戦であったが早くも春先の貧打線を露呈する結果になってしまった。
初回、先頭の岡村が四球、2番の菊池がヒットで続くと3番の田辺も四球で無死満塁の大チャンスを早くも迎える。しかし4番の佐藤が三振に倒れ一死。続く則は冷静に四球を選んで押し出しで先制点を挙げた。さらに満塁のチャンスは続き一挙に大量点を奪いたいところであったが伊藤の打球は三塁手に好捕され二死。しかし内野ゴロの間に菊池がホームを駆け抜け2点目を挙げるも二死二、三塁で箕浦が倒れて結局、2点しか奪えなかった。相手投手の制球が定まらず大量点も期待できが打線のつながりがなかった。
初回2点をもらった先発の仁上だったが先頭打者にヒットを打たれるも次打者から三振を奪い、さらに続く打者はセカンドゴロ。これを急造二塁手の箕浦がキレイなトンネル。次打者にタイムリーを打たれて1点を返されてしまう。この試合、手塚欠場のため菊池が三塁を守ったので箕浦が二塁となったが選手層の薄さによる失点を喫してしまった。さらに2回には先頭打者に右中間を深々と破られる三塁打を打たれピンチとなるも次打者を投手フライ、さらに続く打者から三振を奪って二死、次打者の打球も投手フライでピンチを切り抜けたと思いきや、仁上がまさかの落球で三塁ランナーが生還し早くも同点に追いつかれてしまった。
初回、2回とエラー絡みで失点し試合を振り出しに戻されイヤなムードが漂うが3回、4回と仁上はランナーをスコアリングポジションに背負うも味方の守備にも助けられ勝ち越し点は許さなかった。だがジュピターズ打線も3回、4回は沈黙。均衡が破れたのは5回、二死満塁から菊池が鮮やかにセンター前に弾き返して2人のランナーがホームイン。再び2点差をつけ勢いに乗ると思いきや、直後の5回裏に仁上が3本の長短打を浴びて2点を献上し、またまた試合は振り出しに戻されてしまった。
6回からマウンドに岡村を送ったが、いきなり先頭打者に右翼を守る仁上の遥か頭上を越される特大のホームランを浴びてついにこの試合、初めてリードを奪われてしまう。その後も2本のヒットや味方のエラーでピンチを招くも何とか最少失点に抑えて最後の攻撃へ望みをつないだ。
だが反撃する力は残っていなかった。再度同点に追いつかれた直後の6回は3番から始まる好打順にもかかわらず期待の田辺、佐藤、則と呆気なく倒れ三者凡退。そして1点差を追いかける最終回も伊藤、箕浦、西浦が簡単に打ち取られ三者凡退でゲームセット。大事なリーグ戦開幕ゲームを競い負けて悔しい1点差負けの黒星スタートとなってしまい、なんと前週の大宮での開幕戦と合わせて創設初の3年連続開幕2連敗となってしまった。
結果は1点差の好ゲームに見えるが相手ヒット数11本(ホームラン1本、三塁打1本、二塁打3本、シングル6本)に対し、ジュピターズはシングルヒットのみ5本。そして相手のエラーは2つあるが得点に絡んではいない。一方、ジュピターズのエラー3ヶのうち2ヶが直接得点に結びついていた。また相手が苦しんでいる初回にもう少し打線につながりがあって押し出しと内野ゴロの間での得点以外に奪えていれば展開は変わってきたはずである。
3年連続開幕2連敗スタートとなってしまったが、まだ始まったばかり。早くも反省点は多いが気持ちを切り替えて次に臨むしかない。翌週の試合は平成最後の試合である。平成2年の1990年に創設されたジュピターズは言わば足掛け30年間、平成の時代を駆け抜けてきた。平成ラストゲームで今季の第一歩目を踏み出そう。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 1 2 3 4 5 6 7
91 岡村 3 2 2 0 1 0 1 0 四球 中安 中安
5 菊池 3 2 2 2 0 0 1 0 中安 投ゴ 中安
8 田辺 3 2 0 0 1 0 0 0 四球 三ゴ 遊ゴ
7 佐藤 3 3 0 0 0 1 0 0 三振 遊飛 中飛
2 3 2 0 1 1 0 0 0 四球 中飛 三ゴ
6 伊藤 3 3 0 1 0 0 0 0 三ゴ 三ゴ 遊飛
4 箕浦 3 3 1 0 0 0 0 2 一飛 中安 投飛
3 西浦 3 2 0 0 1 0 0 0 遊飛 四球 投ゴ
19 仁上 2 2 0 0 0 0 0 0 一ゴ 二失
D 北島 2 2 0 0 0 1 0 1 遊失 三振
D 後藤 1 0 0 0 1 0 0 0 死球 ×
合計 29 23 5 4 5 2 2 3 試合時間1時間40分



  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 5 27 8 3 3 2 4.67 102
岡 村 1 6 3 1 0 1 2.80 15