| 名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
| ○ | 仁 上 | 5 | 30 | 8 | 5 | 3 | 0 | 4.58 | 110 |
| 試合速報 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年 第10戦 | |||||||||
| 2020/11/29 | サンケイスポーツセンター | ||||||||
| プレ･シーズンゲーム | DEVILBATS戦 | ||||||||
| Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Result | |
| ジュピターズ | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | X | X | 7 | |
| DEVILBATS | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | X | X | 4 | |
| ★勝利 仁上 ３勝２敗 ★勝利打点 平田 ★三塁打 平田 ★二塁打 伊藤 |
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| まだバブル景気の名残りのある1990年（平成２年）にたった９名で創設したジュピターズも平成の時代を駆け抜け、令和に入っても進撃は続き、東京五輪が開催される今年2020年、満30周年の記念すべき年を迎えた。１月末に秋葉原で開催された「納会＆表彰式」では大いに盛り上がり、30周年記念ユニフォームも作成された。しかし、それから世界は一変してしまった。新型コロナウイルスの猛威は何気ない日常生活も変貌させ、春先には外出自粛要請から緊急事態宣言が発令。東京五輪の延期も発表された。ほとんどの活動が停止してしまったことにより当然、草野球などやっている場合ではなく、３月中旬の全体練習から開幕戦、またＳリーグ1st
Stageと全てが中止に追い込まれた。その後、グランドにメンバーが顔を揃えたのは７月５日だった。実に約３ヶ月遅れの開幕となり、完成したのに配ることのできなかった30周年記念ユニフォームをその日に初めて袖を通すことになった。７月、８月で３試合の練習試合を敢行したが、感染拡大防止の観点から試合前後のホームベースを挟んでの整列や握手、試合後のエール交換の省略などが年間を通じて取り入れられた。８月末から開催されたＳリーグ第28回大会2nd
Stageでは５チームによる４試合の総当たり戦だったがゼファーズ戦に関しては自粛メンバーの多いゼファーズは全試合不戦敗となり実質３試合での総当たり戦となり盛り上がりに欠けてしまった。それでもジュピターズは最終節まで優勝争いに食い込んだが、残念ながら準優勝に終わってしまった。 11月初旬、亀戸での練習試合を経て、この日が激動波乱の30周年記念シーズンの最終戦である。前試合に敗れたため27年ぶり３度目のシーズン負け越しが決まり現在、６年ぶりの３連敗中。なんとしても最後の試合は勝利して30周年を締め括りたい。そんな気持ちで久しぶりにサンケイスポーツセンター31面での試合となった。試合は序盤から動いた。先頭の岡村が内野安打で出塁。続く田辺は四球を選び、高橋哲は打撃妨害出塁といきなり無死満塁の大チャンス。４番の則に期待がかかるも則は冷静に押し出し四球を選んで先取点を挙げる。続く手塚の打席の時に田辺が捕逸を見逃さずホームを駆け抜け初回、幸先良く２点を奪った。その裏、ジュピターズの先発マウンドに登ったエースの仁上はヒットや２つの四球で満塁のピンチを迎えるも後続を打ち取り無失点に抑える。しかし続く２回に味方の守備の乱れでランナーを背負ってからタイムリーを打たれて３失点。逆転を許してしまった。だが１点を追いかけるジュピターズは直後の３回、敵失で出た田辺が二盗、三盗を決め、続く高橋哲は四球で二盗。無死二、三塁のチャンスを作り、則のサードゴロで三塁ランナーの田辺がホームへ走り野選を誘って同点に追いつく。さらに一死から平田のフルスイングした打球は右中間を真っ二つに破り高橋哲、則が相次いでホームイン。打った平田も三塁へ。平田の２点タイムリースリーベースが飛び出し逆転に成功。さらに菊池にもタイムリーが出て一挙４点を奪った。さらに４回には後藤、岡村が連続四球で出塁しワイルドピッチの間に進塁。高橋哲のタイムリーで１点を追加した。 ２回に味方のミス絡みで３点を失った仁上だったが、その後はいつもの粘りの投球を披露。最初は低いマウンドに戸惑いを見せたが自らで修正し、ヒットは打たれるものの打ち取っている当たりが多く、大崩れするような心配はなかった。今季初めてバッテリーを組んだ高橋哲も体を張って投球を受け３回、４回とランナーを出すものの無失点に抑える。時間的最終回となった５回裏に味方のミスで１点を失い、なおも無死一、三塁のピンチを迎えるが、続く打者をショートフライに打ち取り、盗塁を敢行していた一塁ランナーが戻れず、ボールは伊藤から手塚に渡ってダブルプレー。仁上は最後の打者から三振を奪ってゲームセット。見事に30周年記念シーズンの最終戦を完投勝利で飾った。４点を失ったものの仁上の自責点は０点。まさしくラストを締め括る見事なピッチングだった。 今まで経験したことのない様々なことがあった2020年だったが、これで31年目のシーズンも終了。結局、今季は10試合しかできず、しかもそのうち１試合は不戦勝だったので実質９試合のみ。成績は４勝５敗１分（実質３勝５敗１分）と決して30周年記念に相応しくない成績だった。しかも年間のチーム打率は過去最低の.193と２割にも満たない数字しか残せなかった。その他にも年間最少安打、年間最少打点、年間最少得点など数々の歴代最少記録を樹立してしまったが、試合数が少なかったため仕方のないことである。試合数減少のため個人タイトルも最高出塁率以外はチームの規定表彰数に達しないため該当者なし。唯一、最高出塁率のタイトルは５年ぶりに岡村が手中にした。 コロナ禍というこんな状況にもかかわらず今季参加したメンバー１人１人が真剣に頑張ってくれた。大変な１年だったが、参加したメンバー全員に特別表彰をあげてもいいくらいだ。本当にお疲れ様でした。現在、新型コロナの第３波がやってきている。日に日に感染者数は増え、感染者の多い地域では飲食店やカラオケ店等などに時短要請や休業要請まで出てきた。これから寒くなりウイルスが活動するには最適な乾燥した季節になってくる。いったい、この状態がいつまで続いてしまうのか分からないが、来年は普通にみんなが何も心配せずに楽しめるシーズンになることを願いたい。とにかく今は健康に気をつけてまた来年、グランドで元気な顔を見せてもらいたい。 尚、毎年１月末に開催していた「納会＆表彰式」は感染拡大防止の観点からチーム創設初の中止とします。MVPの発表方法は現在考慮中です。 Let's fire it up！ 〜王道の31年目〜 終劇 |
| 守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
| 7 | 岡村 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .278 | 二安 | 投飛 | … | 四球 | … |
| 8 | 田辺 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | .235 | 四球 | … | 遊失 | 三振 | … |
| 2 | 高橋哲 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | .294 | IF | … | 四球 | 左安 | … |
| D | 則 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .176 | 四球 | … | 野選 | 三ゴ | … |
| 3 | 手塚 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | .115 | 三振 | … | 遊飛 | 三振 | … |
| 5 | 平田 | 3 | 2 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | .200 | 四球 | … | 中３ | … | 三ゴ |
| 4 | 菊池 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | .174 | 三振 | … | 右安 | … | 一ゴ |
| 6 | 伊藤 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .136 | 二ゴ | … | 三ゴ | … | 左２ |
| 9 | 箕浦 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .111 | … | 三振 | 四球 | … | 四球 |
| 1 | 仁上 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .250 | … | 投ゴ | 三振 | … | 二ゴ |
| D | 後藤 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | .200 | … | 四球 | … | 四球 | … |
| 合計 | 32 | 22 | 5 | 5 | 10 | 6 | 4 | 5 | .193 | 試合時間1時間50分 | |||||
| ※高橋哲の四球1は打撃妨害出塁（IF＝インターフェア） | |||||||||||||||
| 名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
| ○ | 仁 上 | 5 | 30 | 8 | 5 | 3 | 0 | 4.58 | 110 |