試合速報 | |||||||||
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2021年 第4戦 | |||||||||
2021/5/23 | 三郷サンケイスポーツセンター | ||||||||
Sリーグ公式戦 | フィッシャーズ戦 | ||||||||
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Result | |
ジュピターズ | 4 | 0 | 0 | 2 | 2 | X | X | 8 | |
フィッシャーズ | 10 | 3 | 1 | 0 | X | X | X | 14 | |
★敗戦 平田 2敗 |
前夜未明から降った雨の影響によりグランドは内外野とも滑りやすい状態だったが、先週のような砂塵を舞い上げるような強風もなく、穏やかな天候に恵まれたSリーグ第29回大会の第四節。一巡目の対戦が終わり、この日から二巡目となる。3チームとの対戦を終えジュピターズは1勝2敗と厳しい結果。いよいよ順位に直結してくる運命の二巡目の初戦は前回、開幕戦で追い上げるも1点届かずに惜敗したフィッシャーズとの再戦。開幕戦のリベンジを誓ってプレイボール。 初回、一死から田辺が敵失で出塁。さらに高橋哲がレフト前に弾き返し、続く則は四球でいきなり満塁のチャンス。手塚の打球は三塁手の野選を誘い田辺が先制のホームを駆け抜けると平田が押し出し四球。二死から西浦も押し出し四球。伊藤の敵失の間に追加点で幸先よく4点を挙げて早くも試合の主導権を握ったかに思えた。ところが好事魔多し。開幕戦に続いて先発マウンドに登った平田がなんと5者連続四球で簡単に2点を献上。これ以上、傷口を広げたくない思いで早々に岡村に交代するも、ピッチング練習なく突然の登板となったせいか逆に火に油を注ぐ状態となり結局10失点。初回の4点リードが一気に6点のビハインドとなってしまった。それだけで終わらず2回も3失点、3回も1失点と3回を終わった時点で10点差を追いかける苦しい試合展開。 火の着いた相手打線とは逆にジュピターズ打線は沈黙。2回は三者凡退。3回は先頭の岡村が四球で歩くも捕手からの牽制でアウト。続く田辺も四球を選んで盗塁を敢行するもアウトで二死。高橋哲も四球で続く則はレフトへ大きなフライを打ち上げてスリーアウトチェンジ。この回もし岡村、田辺が牽制死や盗塁死になっていなければ無死満塁から則の犠牲フライで1点を返し、さらにチャンスは続いていたがチグハグな攻めで何の結果にも結び付かなかった。 3回裏の無死一、三塁の場面から昨年7月の開幕戦以来、約10ヶ月ぶりに高橋潤が登板。高橋潤は昨年のSリーグには1試合も出場がなく、一昨年もSリーグでの登板機会がなかった。なのでSリーグのマウンドに登るのは2018年4月1日の第26回大会1st Stage第1節以来、実に約3年ぶりとなった。(2018年も登板はその1度のみ)久々の登板となった高橋潤だったが、かつて仁上とエース争いをしていた頃のピッチングを彷彿させ見事に相手打線の勢いを止めた。その直後の4回表、二死から菊池、西浦が連続四球、伊藤が敵失で満塁とし、箕浦と高橋潤が連続で押し出し四球を選んで2点を返す。4回裏も高橋潤は相手打線を三者凡退に抑え、いよいよ時間的に最後の攻撃となる5回表へ。10時5分に開始された試合は両チーム合計21四死球と異様に多かったので5回で時間的最終回となってしまった。しかしレベルの低い審判により投手にとっては明らかに厳しいジャッジも多く、両チームの捕手が首をひねる場面が何度もあり、リーグとして今後の課題にもなった。 ジュピターズ最後の攻撃は先頭の岡村が四球出塁。続く田辺が鮮やかにレフト前にヒットを放ち、高橋哲の打席の時にワイルドピッチでそれぞれ進塁。高橋哲は内野フライに倒れるが続く則が内野安打で満塁とし、手塚の犠牲フライで岡村が生還。さらに田辺と則がダブルスチール決めた直後に平田がセンター前にタイムリーを放ちこの回2点目。なおも一、三塁とチャンスは続いたが反撃はここまで。結局、8対14と2試合連続二桁失点で敗戦。フィッシャーズに連敗で開幕戦のリベンジはならなかった。ちなみにSリーグ公式戦においてフィッシャーズに年間2連敗したのは2013年の第21回大会以来8年ぶり3度目(2005年、2013年、今回)、そして今大会の対戦成績が1勝3敗となりついに最下位に転落してしまった。 今大会は4チームでのリーグ戦とはいえ大会終盤にきての最下位転落は過去、記憶にはない。ジュピターズはSリーグ28年間の歴史の中で最終順位で最下位になったことは唯一1度もないチームである。Sリーグが誕生した1993年の第1回・紅葉杯で6チーム中5位が今までで最も低い順位であった。3敗目を喫してしまったのですでに優勝への道は絶たれてしまったがリーグ戦は残り2試合しかない。現在、最下位だがこれ以下に落ちることはもうない。あとは上に上がるだけと考えて残り2試合、死力を尽くして戦ってもらいたい。 |
守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
719 | 岡村 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 中飛 | … | 四球 | … | 四球 |
8 | 田辺 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 二失 | … | 四球 | … | 左安 |
5 | 高橋哲 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 左安 | … | 四球 | … | 遊飛 |
2 | 則 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 四球 | … | 左飛 | … | 投安 |
D | 手塚 | 3 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 野選 | … | … | 二飛 | 左犠 |
17 | 平田 | 3 | 2 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 四球 | … | … | 投ゴ | 中安 |
4 | 菊池 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 三振 | … | … | 四球 | 三飛 |
3 | 西浦 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 四球 | … | … | 四球 | … |
6 | 伊藤 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 遊失 | … | … | 三失 | … |
9D | 箕浦 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | … | 左飛 | … | 四球 | … |
D1 | 高橋潤 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | … | 投ゴ | … | 四球 | … |
D | 後藤 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | … | 一飛 | … | 投ゴ | … |
合計 | 31 | 19 | 4 | 8 | 11 | 1 | 4 | 2 | 試合時間1時間45分 |
名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
● | 平 田 | 0/3 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 26.25 | 23 |
岡 村 | 2 0/3 | 21 | 8 | 1 | 5 | 6 | 13.26 | 69 | |
高橋潤 | 2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 16 |