試合速報
2023年 第4戦
2023/5/28 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ公式戦 フラワーズ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
ジュピターズ 1 0 0 2 2 0 X 5
フラワーズ 2 1 0 0 4 X X 7
★敗戦 仁上 1勝3敗

対戦二巡目スタートの第四節!
幸先良く先制するも直後に逆転許す!
追加点を奪われるが4回に同点!
5回に箕浦と平田のディレイドスチールで勝ち越し!
しかし守備のミスが続いて再逆転を許す!
3イニング連続の満塁機で得点奪えず!
20試合連続登板の仁上を見殺し!
開幕戦に続き競い負けて痛恨の3敗目!
さらに田辺 後藤 箕浦が走塁時に負傷!
満身創痍のファイナルシーズン!

Sリーグ最後の大会でもある第31回大会は各チームと3度の対戦で順位が決まる。先日、一巡目の対戦がすべて終了し、ジュピターズは1勝2敗で現在3位と優勝争いから出遅れた。全9試合のうち1/3が終わり、これ以上の負けは取り返しがつかなくなる状況の中で対戦二巡目となる第四節がプレイボール。対戦相手は現在無敗で首位のフラワーズ。ジュピターズFinalシーズンの開幕戦となった第一節、乱戦の末に競い負けた相手ではあるが、途中までは五分の戦いをしていた。第一節のリベンジを果たすため、そして今季初の連勝を勝ち取るため強い気持ちを持って試合に臨んだ。ところが、誤算続きの試合となってしまった。
初回、先頭の田辺は振ったバットが相手捕手のミットに当たる打撃妨害で出塁。すかさず、いつものように二盗を仕掛けるも、塁間の真ん中にも達しないところで急に速度が弱まり歩き出す。投球がパスボールになったため、盗塁は成功したが田辺はこの時に足を負傷。その後は守備に就くことも打席に立つこともできず、試合開始から僅か数分で負傷退場となってしまった。
初回は相手投手の制球難に助けられノーヒットで幸先良く先制するが、満塁機で畳み掛けることができず三者残塁。直後の1回裏、前人未到となる20試合連続登板の仁上が二者連続四球の不安定な立ち上がりから2点タイムリーを浴びて簡単に逆転を許してしまう。さらに2回にも2本の長短打で1点を奪われてしまった。2点を追いかけるジュピターズはチャンスは作るも得点に結びつかないイライラ状態。2回はヒットの手塚、四球の仁上、死球の後藤で塁を埋め一死満塁となるも2イニング連続して無情の三者残塁。3回には吉田、平田、伊藤と三者連続四死球で無死満塁の大チャンスを迎えるも、続く箕浦が「まさか」のホームゲッツーに倒れ、手塚の当たりもバットの芯を食いながらアンラッキーなセカンド正面のライナーで無得点。3イニング連続の満塁機を自らつぶしてしまい調子が良いと思えない相手投手をわざわざ助けてしまうようなチグハグな展開が続いた。
ようやく4回、二死から後藤がこの試合2ヶ目の死球で出塁し、パスボールの間に二塁へ。しかし、この走塁により初回の田辺同様に足を負傷。それでも続く岡村のヒットで三塁へ。岡村が二盗し二死ながら二、三塁のチャンスを迎え、高橋哲の打球はショートゴロながら敵失となり後藤が足を引きずりながらホームイン。さらに二塁ランナーの岡村も生還でついに同点に追いついた。尚、後藤も次の打席に立つことはなく負傷退場となった。
さらに5回、先頭の平田がヒットを放ち、続く伊藤が死球。箕浦の内野ゴロで伊藤と入れ替わるが平田は三塁へ進み、一死一、三塁。ここで箕浦が二盗を敢行。捕手がセカンドへ送球することを予想していた三塁ランナーの平田は絶妙のスタートを切りホームを駆け抜け逆転に成功。二塁へ到達した箕浦もセーフ。平田と箕浦の見事なディレイドスチールが決まり逆転はしたが、二塁へ滑り込んだ際に箕浦が足を負傷。これでこの試合3人目の負傷者となってしまった。それでも箕浦はそのままプレーを続け、手塚のヒットで三塁へ。さらに西浦の内野ゴロが敵失のなり足を引きずりながらホームへ生還。この回2点目となり、なおも一死一、二塁と完全に押せ押せムードとなっていたが続く仁上が「まさか」のダブルプレーで二者残塁。まだ得点できる流れがあっただけだけに呆気なく併殺で終わりイヤなムードが漂った。
そのイヤなムードは的中。3回、4回とスコアリングポジションにランナーは進められるが要所はキッチリ締めて追加点を許さなかったマウンドの仁上は直後の5回裏、先頭打者にヒットを打たれた後、味方の守備陣に乱れが続いて一気に4失点で再逆転を許してしまった。結局、この回の4点が決勝点になり開幕戦のリベンジを狙った第四節も競い負けて今大会痛恨の3敗目。相手投手から10四死球も貰いながらチャンスを生かすことができず、逆に好機に併殺を含む凡打を繰り返し、苦しんでいた相手投手を助けてしまった。また、今季3敗目を喫しただけでなく田辺、後藤、箕浦と3人が走塁時に負傷。ジュピターズのFinalシーズンは開幕4戦目にして満身創痍の状態となり、先行き不安な状態で来週、再来週と連戦に挑まなければならなくなった。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6
8- 田辺 1 0 0 0 1 0 1 0 .000 IF × × ×
7 岡村 4 3 1 0 1 0 1 0 .444 死球 遊ゴ 中安 二ゴ
5 高橋哲 4 3 0 1 1 0 0 0 .500 四球 投ゴ 遊失 左直
2 吉田 4 3 0 0 1 2 0 0 .455 遊ゴ 四球 三振 三振
98 平田 3 1 1 1 2 0 1 1 .667 死球 死球 中安
6 伊藤 3 1 0 0 2 0 0 2 .273 遊飛 四球 死球
D9 箕浦 3 3 0 0 0 0 1 0 .182 遊ゴ 投併 遊ゴ
4 手塚 3 3 2 0 0 0 0 0 .200 中安 二直 右安
3 西浦 3 3 0 0 0 0 0 1 .100 一ゴ 三飛 一失
1 仁上 3 2 0 0 1 1 0 0 .375 四球 三振 三併
D- 後藤 2 0 0 0 2 0 0 0 .143 死球 死球 ×
合計 33 22 4 2 11 3 4 4 .292 試合時間1時間45分
※田辺の四球1は打撃妨害出塁(IF=インターフェア)



  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 5 28 7 1 4 4 7.00 94