| 名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
| ○ | 仁 上 | 6 | 34 | 13 | 5 | 1 | 7 | 5.53 | 117 |
| 試合速報 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 第13戦 | |||||||||
| 2023/10/1 | サンケイスポーツセンター | ||||||||
| プレ･シーズンゲーム | キャッツ戦 | ||||||||
| Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | Result | |
| キャッツ | 1 | 1 | 1 | 4 | 1 | 0 | X | 8 | |
| ジュピターズ | 0 | 2 | 5 | 4 | 3 | X | X | 14 | |
| ★勝利 仁上 ４勝７敗 ★勝利打点 田辺 ★三塁打 高橋哲 ★二塁打 高橋哲 |
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| 激闘が続いたＳリーグ最後の大会を終えてから３週間が経過。その間にジュピターズ解散まで残り最大５試合が公式に発表され、いよいよ本格的にカウントダウンが始まった。カウントダウン＝ラストスパートでもある。ここまで今季12試合を戦い３勝９敗と大きく負け越しているため、たとえ残り５試合を全勝したとしてもシーズン勝ち越しには届かないことは残念だが、解散年の今季は勝敗よりも自分自身が最後の最後まで楽しんで悔いなく終わることができればベストである。楽しんで燃え尽きることに重点を置いて最後のシーズンのラストスパートをかける時が来た。観測史上、最も暑い夏、そして最も暑い残暑を最後の年に経験し、暦は10月に入った。この日は幾分、過ごしやすい曇天で試合途中には小雨もぱらついた。ようやく暑い夏の終わりが見えてきた中で今季13戦目がプレイボールとなった。 初回、29試合連続登板の仁上はいきなり先頭打者に痛打され、次打者の打球は内野のミスもあり無死一、二塁のピンチを背負うと続く打者に左中間を真っ二つに破られるタイムリーツーベースを浴びて簡単に先取点を与えてしまう。しかし、なおも無死二、三塁とピンチは続いたが後続を抑えて最少失点に免れたものの、続く２回、先頭打者に一発を浴びてしまう不安な立ち上がりだった。 序盤で２点のビハインドとなったジュピターズだったが２回裏、先頭の高橋哲がレフトオーバーの二塁打を放ち、ワイルドピッチの間に三塁へ。続く箕浦が四球で歩いて二盗を敢行しチャンスを広げ、一死から伊藤がタイムリーを放って高橋哲が生還。さらに西浦の内野ゴロの間に箕浦がホームを踏んで同点に追いついた。ところが直後の３回、仁上は先頭打者にヒットを打たれると一死からタイムリー二塁打を浴びて勝ち越しを許してしまう。だが直後の３回裏、相手投手の制球難に付けこんで３者連続四球で塁を埋め、二死から高橋哲が走者一掃となる痛烈なタイムリースリーベースを放って一気に逆転に成功。さらに箕浦、手塚が連続四球で再び満塁とし、伊藤のワンヒットワンエラーで高橋哲と箕浦が生還しリードを４点に広げた。 ところが４回、仁上は５者連続を含む６本の長短打を浴びて炎上。自らのエラーもあって一挙４点を失い同点に追いつかれてしまう。３回裏に逆転し４点もあったリードがアッという間に消えてしまった。しかし解散までラストスパートジュピターズは粘り強かった。直後の４回裏、一死から約１年ぶりの参加となった北島が粘って四球を選ぶと、続く仁上がセンター前に弾き返すヒットでつなぎ、ラストバッターの後藤も四球で再び満塁の大チャンス。打順は先頭に戻り田辺がレフト前に適時打を放って再度逆転に成功。なお満塁から千葉選手と平田が２者連続となる押し出し四球。さらに高橋哲は内野フライに倒れるが相手守備の一瞬の隙をついて三塁ランナーの田辺がホームを駆け抜け（記録はホームスチール）結局、この回４点を挙げ７対11と再び４点のリードを保った。 ５回にも先頭打者にヒットを打たれた仁上はこの試合５イニング連続で先頭打者をヒットで出塁させ、５イニング連続でそのランナーをホームに返してしまっている。29試合連続登板の疲れ、そして岡村欠場のため１人で投げ切らなければならないプレッシャーもあった。しかし、この回は１点を失うだけにとどまり逆に５回裏、奮闘する仁上を打線が助ける。先頭の手塚が詰まりながらもセンター前に落ちるヒットで出塁すると、続く伊藤はこの試合、猛打賞３本目のヒットを放つ。伊藤の猛打賞は、東京オリンピックの選手村になってしまったために消滅した晴海運動場にて2006年４月に行われた高田馬場東陽バッツ戦以来となる実に17年半ぶりである。さらに西浦が四球を選んで３イニング連続で満塁とすると、菊池も四球で押し出しとなり１点追加で満塁チャンスは続く。そして昨年11月の最終戦以来の参加となった北島の打球は三塁線を破るタイムリーヒット。2013年シーズンの途中から休団状態となっていた北島は2018年に３試合、2019年には２試合、そして昨年2022年に１試合の出場があるものの、いずれもノーヒットだったため2013年７月、大宮でのグレムリンズ戦以来10年ぶりのヒット、またタイムリーヒットは同じく2013年３月の開幕ダブルヘッダー２戦目以来、約10年半ぶりである。（2019年に出場した試合で押し出し四球による１打点はあるがヒットによる打点は10年半ぶり）北島の嬉しいタイムリーの後、仁上の内野ゴロの間に１点を加え、この回は３点を奪った。 ６点リードで迎えた時間的最終回となった６回、仁上は先頭打者を三振に仕留めて初めて先頭打者を打ち取るも次打者にヒット、内野エラー、四球で二死満塁のピンチを迎え、続く打者の打球は難しいサードゴロながら三塁を守っていた平田から一塁手の西浦にボールが渡り、間一髪アウト。三者残塁で最終回を初めて０点に抑えてゲームセット。先制されるも同点に追いつき、逆転されるがすぐに逆転。直後に同点に追いつかれるも再び逆転し突き放す。両チーム合わせて21安打が乱れ飛ぶ初回から荒れた展開となったが、悪いながらも粘りの投球を見せた仁上はシーソーゲームを制して今季４勝目、もちろんチームも４勝目を挙げた。 この試合が終わり、残り試合は最大４試合となった。もし雨天中止があれば必然的に試合数は減ってしまう。いずれにしても残された時間は少ない。順調にいけば11月19日がラストゲームだが、最後の最後までジュピターズの草野球を楽しんで燃え尽きてほしい。カウントダウン＝ラストスパートしよう！ |
| 守 備 |
名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 失策 | 通算 打率 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
| 8 | 田辺 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | .174 | 三振 | … | 四球 | 左安 | 遊併 |
| 7 | 千葉 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .167 | 三飛 | … | 投飛 | 四球 | … |
| 5 | 平田 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | .400 | 三振 | … | 遊ゴ | 四球 | … |
| 2 | 高橋哲 | 3 | 3 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | .385 | … | 左２ | 中３ | 遊飛 | … |
| 9 | 箕浦 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | .375 | … | 四球 | 四球 | 遊飛 | … |
| D | 手塚 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .300 | … | 三振 | 四球 | … | 中安 |
| 6 | 伊藤 | 3 | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | .267 | … | 左安 | 三安 | … | 左安 |
| 3 | 西浦 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .214 | … | 遊ゴ | 三飛 | … | 四球 |
| 4 | 菊池 | 3 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 2 | .083 | … | 四球 | … | 三振 | 四球 |
| D | 北島 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .500 | … | 三ゴ | … | 四球 | 左安 |
| 1 | 仁上 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | .233 | … | … | 四球 | 中安 | 投ゴ |
| D | 後藤 | 3 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | .250 | … | … | 四球 | 四球 | 左安 |
| 合計 | 37 | 24 | 10 | 13 | 13 | 4 | 7 | 3 | .274 | 試合時間2時間 | |||||
| 名前 | イニング | 打者 | 安打 | 三振 | 四死 | 自責 | 防御率 | 投球数 | |
| ○ | 仁 上 | 6 | 34 | 13 | 5 | 1 | 7 | 5.53 | 117 |