試合速報
2002年 第20戦
2002/11/10 三郷サンケイスポーツセンター
Sリーグ紅葉杯
ダブルヘッダー第一試合
横浜メッツ戦
Team 1 2 3 4 5 6 7 Result
横浜メッツ 1 0 0 0 0 0 0 1
ジュピターズ 1 1 1 0 6 0 X 9
★勝利 手塚 4勝1敗1S  ★勝利打点 鈴木
★三塁打 佐藤 後藤     ★二塁打 箕浦
チーム記録 ノーエラー試合(通算16度目)
6試合連続完投勝利(タイ記録)
引き分けはさみ11連勝(タイ記録)

紅葉杯ダブルヘッダー第一試合
ベテランの本領!手塚巧みな投球で1失点完投勝利!
チャンスをすべて得点につなげる!
今季怒涛の11連勝で紅葉杯優勝へマジック1!

度重なる紅葉杯の順延により、2年ぶりにダブルヘッダーが組まれた。ここまで紅葉杯3連勝で悲願の優勝に向け突き進むジュピターズにとって、すべてはこの日の2試合で結果が決まる大事なダブルヘッダーとなった。まず第一試合目はSリーグ対戦成績2勝3敗と負け越している横浜メッツ。春も3連勝後の第四節で対戦し、わずか1点差で惜敗。結局、ジュピターズは最終節もゼファーズに敗れ4位に甘んじた結果を作った苦手とするチームである。春の借りを返すため、また4年ぶりの紅葉杯制覇に向け必ず勝利が求められる一戦の先発にベテランの手塚を起用し、優勝に向けてのカウントダウンとなる長い1日が始まった。
初回、いきなり3安打を集中され1点を失う苦しい立ち上がり。だが、春風杯後のプレ・シーズンゲームから数え、ここまで引き分けをはさみ10連勝、打線が絶好調なナイキ・クールチームにも選ばれたジュピターズは1回裏に伊藤の四球、すかさず盗塁と捕逸で三塁へ進み西浦の内野ゴロの間に生還し同点に追いつくと2回からは自慢の打線が火を噴いた。まず佐藤の強烈なスリーベースに鈴木のタイムリーで逆転。3回には箕浦、後藤の連続長打で追加点。さらに5回には最も得意とする相手のミスに付け込む機動力を絡めた猛攻で一挙6点を奪うビッグイニングとした。投げては手塚−則のベテランバッテリーが巧みな投球と相手の裏をかく頭脳的なリードで相手打線を封じ込める。初回に3安打され1点を失った以降の6イニングは僅か2安打に抑え8奪三振の好投で結局、終わってみれば快勝。いよいよ4年ぶり2度目の紅葉杯優勝までマジックを1として第二試合に臨むことになった。この時、まだ誰も第二試合でとんでもない偉業が達成されるとは夢にも思っていなかった…。




名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 打率 1 2 3 4 5 6
4 菊池 3 2 0 0 1 1 0 0 .333 三振 三ゴ 四球
6 伊藤 3 2 0 0 1 1 1 0 .200 四球 三振 遊失
3 西浦 3 2 1 3 1 0 0 0 .383 二ゴ 死球 右安
1 手塚 3 3 0 0 0 0 0 0 .328 左飛 二ゴ 三ゴ
7 佐藤 3 3 1 0 0 1 0 0 .315 左3 三振 中飛
5 鈴木 3 3 3 1 0 0 1 0 .316 二安 三安 左安
D 仁上 3 3 0 0 0 1 0 0 .288 三振 二飛 投ゴ
D 北島 3 3 1 0 0 0 0 0 .333 一失 中失 右安
8 田辺 3 3 1 1 0 1 0 0 .222 投ゴ 左安 三振
2 2 1 0 1 0 1 0 0 .273 三振 中犠
9 箕浦 2 1 1 0 1 0 1 0 .139 右2 死球
D 後藤 2 2 1 1 0 0 1 0 .319 右3 二失
  合計 33 28 9 7 4 6 4 0 .288 試合時間1時間25分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
手 塚 7 30 5 8 4 1 1.87 117

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