試合速報
2004年 第10戦
2004/6/20 東京健保大宮運動場
プレ・シーズンゲーム ナチュラルす戦(過去の対戦成績1勝)
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Result
ナチュラルす 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ジュピターズ 0 0 1 0 1 0 2 3 X 7
★勝利 仁上 4勝2敗   ★二塁打 仁上
ダブルヘッダー第二試合詳細はこちらから

夏のプレ・シーズンゲーム開催!
強風と日差しの中で9イニング制!
仁上8回を1安打11奪三振の好投!
緊迫の投手戦を制したのはチャンスを生かした集中力!
今季2度目の完封勝利!
9イニング制2時間足らずで終了のため第二試合へ突入!

西日本に接近中の超大型台風の影響で関東地方も日差しは強いものの強風が吹き荒れていた。ちょうど打者にとって向かい風で投手絶対有利の状況の中、今季初となる大宮で今年も夏のプレ・シーズンゲームがスタートした。
先発の仁上は風を味方につけ快調なピッチングを見せた。しかし、この風は相手投手にも有利であり、ジュピターズ打線はキレのある変化球に惑わされ5者連続三振をとられるなど仁上を援護できず、お互い見せ場もなく試合はハイペースで進んでいった。3回に内野安打+敵失で二塁に進んだ田辺が三盗、捕手からの送球が逸れた間にホームを踏み待望の先取点を自慢の足でもぎ取った。さらに5回、敵失出塁の伊藤を二塁に置き、手塚がタイムリーを放ち追加点を挙げる。打者正面から吹く強風の中、集中力を切らさずに少ないチャンスを確実にモノにした結果であり、ここ数試合の反省が生かされていた。それが顕著に出たのは7回、一死一塁から佐藤、伊藤、北島が怒涛の3連打で2点を奪う。また8回にもダメ押しの3点を奪い、序盤から中盤にかけて攻略しきれなかった相手投手を完全に叩いた。
マウンドの仁上はテンポ良く快調に飛ばす。時折、落ちるボールも駆使し三振の山を築き、気づいてみれば7回を終えても許したヒットは1本もなかった。これが普通の7イニング制試合なら自身2度目のノーヒットノーラン達成であったが、この試合は9イニング制。チーム初の9回ノーヒットノーランを目指したが8回一死よりセンター前に初めてのヒットを許し大記録達成はならなかった。
完封ペースの仁上であったが、あくまでも夏のプレ・シーズンゲームは練習であり最終回のマウンドには長谷川が登った。長谷川も小気味良く投げ、わずか8球で仕留めてゲームセット。強烈な風の中での9イニング制試合だったが、最後まで集中力を切らさずに戦えて見事な完封勝利をおさめた。

この日は9イニング制試合のためグランドを4時間借りていたが、両軍投手の好投もあり、なんと僅か1時間45分で試合終了となってしまった。残り2時間近くもあったので急遽、ダブルヘッダーを敢行することとなった。しかし9イニング制試合でも2時間かからずに終わるものだとは驚きである。
ダブルヘッダー第二試合の詳細はこちらから。



名前 打席 打数 安打 打点 四球 三振 盗塁 失策 通算
打率
1 2 3 4 5 6 7 8
7 佐藤 3 2 1 0 1 1 1 0 .214 四球 三振 左2
6 伊藤 3 3 1 1 0 1 0 1 .167 三振 三失 左安
2 北島 3 3 1 1 0 0 1 0 .444 投ゴ 投ゴ 右安
3 手塚 3 3 1 1 0 0 0 1 .467 投ゴ 遊安 三ゴ
5 鈴木 3 3 0 0 0 2 0 1 .067 三振 捕ゴ 振逃
4 菊池 3 3 1 0 0 0 0 0 .241 三ゴ 捕飛 三安
8 田辺 3 3 1 0 0 1 1 0 .273 三安 三振 投飛
D 3 3 0 0 0 0 0 0 .100 右飛 投飛 三失
9 箕浦 3 3 0 0 0 1 0 0 .250 三振 二ゴ 投ゴ
1D 仁上 3 3 1 1 0 2 0 0 .125 三振 三振 左2
D 後藤 2 2 1 0 0 1 0 0 .133 三振 三安
D1 長谷川 2 2 0 0 0 1 0 0 .313 三振 三飛
合計 34 33 8 4 1 10 3 3 .256 試合時間1時間45分


  名前 イニング 打者 安打 三振 四死 自責 防御率 投球数
仁 上 8 33 1 11 5 0 1.66 117
長谷川 1 4 1 0 0 0 2.92 8